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日本ノ霊異ナ話

日本ノ霊異ナ話

日本ノ霊異ナ話

作家
伊藤比呂美
出版社
朝日新聞社
発売日
2004-03-19
ISBN
9784022579072
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日本ノ霊異ナ話 / 感想・レビュー

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galoisbaobab

日本霊異記の現代語版って認識なんだけどあってんのかな?ボクは景戒のようにボンクラなわけでこんなポルノ的仏教説話をワハハと笑いながらヒツジのように愚かに生きていくのですよ。(現実のヒツジは愚かじゃないけどね)

2018/05/19

かふ

『日本霊異記』のパロディ的作品だが、オリジナルもかなり際どい仏教説話。伊藤比呂美は「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」でも翻訳していた。オリジナルよりさらにエロスを極め、欲望が渦巻く。女性の根源的欲望を描いた古典ポルノグラフィーという趣。以下、https://note.com/aoyadokari/n/n064e364594ef

2021/11/03

舟江

読み始めて日本版マザーグースかなと思ったが、性的な記述も多く、またおおらかなに書かれており結構面白かった。最後の謝辞で「日本霊異記」と書かれており納得。

2017/08/22

はるわか

精いっぱい生きる人々はわたくしに手をさしのべてくれます。その手は殺生で血まみれであります。わたくしはその手をとり、その手にすがって生きのびたいと思うのです。/銅の柱がまっかに焼かれて立っていられないほどの熱気をはなって立っているのが見えました。あれに抱きつきたいとむしょうに思いました。/愛欲に心身を焦がされる。それはしかたがない。くながひ。愛欲だけは手に負えない。/景戒。わたくしという存在。因果を信じるということ。/智光よ、そこは明るいですか。まぶしい草木は生えていますか。/心を奥を揺り動かされる感じ

2015/07/15

ちょん

大人版まんが日本昔ばなし、みたいなのでした(^^)/

2015/06/16

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