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星野道夫の仕事〈第1巻〉カリブーの旅

星野道夫の仕事〈第1巻〉カリブーの旅

星野道夫の仕事〈第1巻〉カリブーの旅

作家
星野道夫
出版社
朝日新聞社
発売日
1998-09-01
ISBN
9784022586483
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星野道夫の仕事〈第1巻〉カリブーの旅 / 感想・レビュー

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ちゃちゃ

日常の瑣事に追われ心身共に疲弊した週末、ふと星野さんに呼ばれた気がした。手に取った写真集は手にずしりと重いが、たちまち私をもうひとつの時間軸の世界へと誘ってくれた。悠久の時、壮大な自然。そこに息づく生き物たち。極北のアラスカの雪原を旅するカリブーの大群。巣を守るシロフクロウ。何万年と変わらず繰り返される生の営み。厳しくも美しい自然の姿に息をのむ。いつしか涙が頬を伝う。星野さんの仕事は私たちの心を浄化し、明日への一歩をそっと促してくれる。シリーズ4巻を今後も大切に読んでいこう。

2017/04/15

Mijas

移動するカリブーの群れの写真…「人間のいない世界」がどこまでも続いているかのようだ。カリブー、シマフクロウの顔のアップの写真もとても印象的だったが、星野さんの撮る写真からは、池澤さんの解説にあるように「動物によって表現される自然の全体」が写し出されている。アラスカに住む人間にとって、カリブーは冬を越す大切な食料、毛皮、衣服、テント、灯りにもなり、75人の村民が年間約2000頭のカリブーを狩っていたと言う話だ。写真は、そうした生活の一端も見事に切り取り、自然の真理について考えさせてくれた。

2016/10/13

夜長月🌙新潮部♪

アラスカを季節移動するカリブー。大自然の中に延々と一列に並ぶ姿にも何十万頭が群れた姿にも畏敬の念を覚えます。彼らが命のために歩んでいることが伝わってきます。

2018/09/24

ばりぼー

「ツンドラの彼方から数頭のカリブーが点のように現れると、やがて数十頭、数百頭、数千頭と地平線をみるみるうちに埋めつくし、まっすぐこちらへ向かってくる。いつのまにかあたりは数十万頭のカリブーの海で、僕はそのまっただ中にいた。」「私たちはある風景に魅かれ、特別な想いをもち、時にはその一生すら賭けてしまう。風景とは、一つの山であったり、美しい川の流れであったり、その土地を吹き抜けていく風の感触かもしれない。それをもし自然と呼ぶならば、人間がどれだけ想いを寄せようと、相手はただ無表情にそこに存在するだけである。」

2020/04/28

tu-bo@散歩カメラ修行中

半日図書館で星野道夫さんの写真集、著作を読んだ。星野道夫さんは、写真家、詩人、哲学者、冒険家と色々な肩書きを冠する表現者だと思った。写真の素晴らしさは、写真技術だけでなく、被写体の力、そして特に彼の作品の場合被写体に臨むしんどさの克服、人間性が相まって成り立っているように感じた。手元に置きたい一冊であるが、高価であることや、サイズから思案中。 

2016/04/09

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