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江戸百夢: 近世図像学の楽しみ

江戸百夢: 近世図像学の楽しみ

江戸百夢: 近世図像学の楽しみ

作家
田中優子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2000-05-01
ISBN
9784022586681
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江戸百夢: 近世図像学の楽しみ / 感想・レビュー

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ぶんぶん

【図書館】中身を知らず、著者買い、で読んで見た。 判らん、「近世図像学の楽しみ」とサブタイトルにある。 判らん、田中センセイが勝手に選んだ図や絵画の解説をしている本か・・・あとがきを読んでも判らない。 大きく「江戸時代」に発表した古今東西の絵画や図を集めて「江戸百夢」と付けたらしい。 広重からフェルメールまで種々雑多、めまいを起こしそうなタイムスリップ感。 3,800円の商品、誰が買うのでしょうか。 まあ、図書館だから良いが(笑) 私は欲しくない一冊でした。

2022/08/19

ヴェネツィア

江戸の幻想と現実とが交錯する。絵画をよりどころに、江戸世界を見事に語って見せる著者の世界観は見事。しかも視点は江戸だけにはとどまらず、中国からオランダにも及ぶ。まさに「金唐皮は世界を巡る」のだ。

2012/05/03

かごめ

縄文文化の延長。忘れていた日本文化をわかりやすく紹介している。私たちはこんなにエネルギッシュな面もあったのだと再認識させられた。

2014/03/01

qwer0987

江戸百夢というタイトルだが、江戸とのつながりが感じられないものもあり、取っ散らかった印象を受けた。しかし紹介される芸術作品はどれも目を引く。個人的に興味深かったのは鈴木其一などの琳派をコンテンポラリーアートと紹介している点。鈴木其一は元々印象的な画家の一人だが、そういう視点で見ると違う面白みが見えてくる。その他、枕絵は笑い絵という話や、誰もいないが人の存在を感じさせる広重の絵の話、江戸のデザインなどが心に残る。絵としては丸山応挙『百蝶図』、曽我蕭白『石橋図』、伊藤若冲『雪中錦鶏図』がすばらしかった

2023/11/24

グラコロ

江戸ものならこのひと。盛りだくさんの図像とキレのある解説が好き。 グラコロ堂〈人生で影響を受けた100冊〉 https://bookmeter.com/users/626279/bookcases/11552173

2000/05/01

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