KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

学歴無用論 (朝日文庫 も 3-1)

学歴無用論 (朝日文庫 も 3-1)

学歴無用論 (朝日文庫 も 3-1)

作家
盛田昭夫
出版社
朝日新聞出版
発売日
1987-05-01
ISBN
9784022604156
amazonで購入する

学歴無用論 (朝日文庫 も 3-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

まめタンク

学歴無用というタイトル惹かれて図書館で借りた。本書で語られている学歴無用というのは経営者の目線での不要という事らしい。個人に学力が必要なのか?ぼく自身の考えでは必要だと言わざ負えない。それも超一流のブランド力である。現在のソニーや慶応や東大といった超学歴社会の申し子たちを採用している事を考えると複雑な気持ちになる。盛田氏は天才的経営者だったそれは事実であり、出版から46年を経て、この本は新しいとさえ感じてしまう。それほどの先見性があったという事だろう。

2011/05/09

Ikehan6013

マーケティングの観点持っている会社どれだけあるだろうか。交渉毎。、日本人は守りの対策ばかり

2018/10/24

keitastar

「何大学を出たからというだけで、その人の価値が決まるわけではない」「あなたの特徴はなんですか」「技術に携わる人間も、やはり、広く企業としての目的と力と現状などについて知識を持たなければならない」「ビジネスというのはつねに、最小の努力で、最大の効果をうむようにすること」「ソニーの製品は高級品であり、業界のキャデラック、ロールスロイスになろうという心構え」「よその製品の模倣ではなく、可能な限り独自の新分野を開拓しよう。そうすれば破壊的な競争を避けられる。古い市場に販売するのではなく、新しい市場を作り出すのだ」

2012/05/12

ishicoro

30年前にこれほどのグローバルな視点を持てていた盛田さん凄いですね。アメリカのいわゆるジョブディスクリプションで専門職を採る人材採用方式を目の当たりにして年功序列的日本企業文化への問題提起をしていた一方で、名ばかり管理職が増えていく状況に対して課題意識を持ちながら正しい手打ちが自社に対してできなかったのは残念なところですね。もっともっとこの価値観を発信してくれていれば日本社会ももう少し管理職=楽ができるような社会が生まれていなかったのかも。貴重な国際人ですね。

2018/06/02

b_graham

この本は2部構成である。前半はソニー創業者の一人である盛田氏の仕事人とは何かについて、自身の経験を絡めた理論展開となっている。この部分は、裸一貫から世界のソニーを作り上げてきた過程で感じられたことが多々書かれており、会社を成長させるために必要な人材とは何かと言う人に関する部分について、読むべき部分が多かった。次の後半部分はソニーの経歴に絡めて会社とは経営とはどうあるべきなのかと言うことについて、述べられている。後半も読むべき部分は多く、全体を通して濃厚な中身の詰まった本だった。

2014/04/07

感想・レビューをもっと見る