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昆虫という世界―昆虫学入門 (朝日文庫)

昆虫という世界―昆虫学入門 (朝日文庫)

昆虫という世界―昆虫学入門 (朝日文庫)

作家
日高敏隆
出版社
朝日新聞
発売日
1992-11
ISBN
9784022607386
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昆虫という世界―昆虫学入門 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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むらて

昆虫についての専門的な話は勿論面白いし興味深いけれど、それだけではない様々な分野の豊富な知識の裏打のある、軽妙かつシニカルを交えた文章がまず読んでいて楽しい。まずこの人自身が優れた文筆家であり面白いのだ。挿入される写真について、外れてはいないがぴたり適切とも云えない写真が時折あることが若干残念だったが、それは文庫化に際し写真家の逝去により連載・単行本時の写真が使えず、別の写真家のものに差し換えられた為だったのだろうか。そうであるならその点についてのみが惜しまれる。

2016/12/26

ぜんまい

昆虫激押しではない。人間社会その他への揶揄が内容と微妙にあわん気がする。 人間の感覚であてはめて考えるのをざっくり切り捨てるのは素敵だった。アブラムシとアリの共生を種族を変えたなんちゃらみたいな都合のいいように解釈してんじゃねーよwwwという流し方がすき。そのくせ巻末でチョウに人間の皮肉言わせて手この人のスタンスがよくわかんない。 あとチョウさんがすげーがんばって他種族を見分ける生殖の項がよかった。よく気が狂ったかのような生物学者の分類熱に理解が及ばなかったが、彼ら自身もそうなんか!すげー!

2013/05/06

yamakujira

ある意味、進化の成功者に違いない昆虫を、学問的に解説してくれる。 (★★★☆☆)

びば

昆虫の世界観(体の構造、繁殖、時間、空間など)を説明した作品で、ある種の生態を掘り下げていくのではない。話題に応じた昆虫を登場させ、論理を組み立てていく。説明する際の昆虫に関する造詣の広大さは言うまでもないが、そうでない部分も古典からの引用あり、身近な話題による例示あり、実に多彩でわかりやすい。昆虫の感情を挟む余地のない遺伝プログラムで構成された世界は人の生活と対極のようで、どこか似ている部分もある。興味がわいたら、顔を近づけてよく見てみることだ。

2011/12/14

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