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なぜ若者は保守化したのか 希望を奪い続ける日本社会の真実 (朝日文庫)

なぜ若者は保守化したのか 希望を奪い続ける日本社会の真実 (朝日文庫)

なぜ若者は保守化したのか 希望を奪い続ける日本社会の真実 (朝日文庫)

作家
山田昌弘
出版社
朝日新聞出版
発売日
2015-03-09
ISBN
9784022618245
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なぜ若者は保守化したのか 希望を奪い続ける日本社会の真実 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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黒井

18-140】最初の頁で題名から想像してた内容とは違うなと察したけど全部読んだ。不寛容化の話題で米国の同性婚に関する住民投票が話題に出てるけど、10年近く経った今の日本は不寛容の範囲が更に広まって窮屈に思えてならない。労働者が消費者に回った途端に声が大きくなる図とか。オランダの労働政策のような好循環の例をひとつとっても、結局は不寛容と想像力の欠如が自分達の首を絞めてるというところに行き着くのでは。広く浅く興味深く読んだけどアニメやアイドルにハマるのは将来に希望を持てない人と受け取れる書き方は暴論だと思う。

2018/07/29

まあい

雑誌連載の社会学小エッセイ集。著者の研究および政策提言がコンパクトにまとまっており、手元にあると便利な一冊。オランダ等の労働政策は面白そうだと思った。ただ、アニメやゲームなど「バーチャル産業と言うべき夢の中で楽しませる産業が発達するのも、リアルな世界で希望を持てない若者が大量に出現したからではないだろうか」(p245)という記述には、さすがに首肯しかねた。

2016/07/09

Mitz

『希望格差社会』の著書で有名な山田昌弘氏が、現代日本の実情を、労働、人口動態、消費行動、恋愛・結婚など様々な観点から分析している。題名の問いについては、読み始めて間も無く、「保守化せざるを得なかったからだ」という解に辿り着く。では、その状況を打破するには?…というと、問題があまりに根深すぎる。この類の考察に触れる度に、対策を打つには遅きに失した感すら覚える。日本はどこに進もうとしているのだろうか…。この本は保守化に焦点を当てたものだが、戦後社会を考える上で、左翼の盛衰についても何か本を読んでみようと思う。

2015/05/16

きぬりん

2005〜9年、すなわち小泉郵政選挙から民主党政権誕生までの期間に『週刊東洋経済』で連載されていた著者のエッセイをまとめた本。2015年の文庫化に際して序論と終論が書き加え&書き下ろしされており、表題の問題は主にそちらで取り扱われている。雇用状況と結婚状況の変化にもかかわらず、旧来の雇用システムや性別役割分業意識はそのまま取り残された結果、従来のシステムに入り込めた若者は安定を求めて保守化し、こぼれ落ちた若者はファンタジーやヴァーチャル世界に逃避するというのが基本的な主張。詳しくは著者の別著を読むべき。

2021/11/12

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