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上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか? (朝日文庫)

上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか? (朝日文庫)

上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか? (朝日文庫)

作家
上野千鶴子
小笠原文雄
出版社
朝日新聞出版
発売日
2018-06-07
ISBN
9784022619310
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上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか? (朝日文庫) / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

【家族がいようといまいと、「家にいたい」はお年寄りの悲願。それなら今自分のいるひとり暮らしの住まいで、要介護状態になったらそのまま介護を受け、末期になったらそのままそこで死んでいく、ことはできないだろうか】「おひとりさまは誰が看取るのか?」「 お金はいくらあればよいか? 」など上野先生の67の質問に、癌の在宅看取り率95%を実践する、日本在宅ホスピス協会会長・小笠原文雄先生が、実例を交え答える。<できない、と思っていたことにも可能性がある。なぜなら、前例のないことを可能にしたパイオニアたちがいたから>。⇒

2023/09/12

Roko

見送る側の心構えとして家族に伝えることは「旅立つ本人の希望を聞き入れ、それがかなえられるように努力してください、そのために腹をくくってください」です。(本文より) 自分の最後をどうするか?これだけは譲れないということがあるのなら、もしもの時のために、今からちゃんと考えておかなければならない大事なことです。わたしは、不要な延命措置はお断りします。ただし痛いのは辛いので、痛み止めだけはお願いします。それでいいんじゃないかしら。上野さんと小笠原先生の会話に「人間らしい死」に対する救いが見えるような気がします。

2019/06/29

moco

さすがに読むのが早すぎた。あとうん十年生きなくてはならないのでね。そして、上野先生の安定の偏り(笑)選べるならガン死。さすが、ガン患者をたくさん見てきた先生だな。ALSや認知症の在宅看取りについては、ややまゆつば。65歳以上高齢者世帯の平均貯蓄が2,000万以上にびびった。平均って、まじか。

2018/12/05

なをみん

2022/8/7 50%ポイント還元345円 実はそんな希望を打ち明けられて現実問題としてどうなんだろうと思って読んでみた。介護関係の制度的現実は日々変わりつつあるけれど、もっと変わるべきことも多いだろうけど、「延命治療とか拒否」とか言われながらも救急車呼ぶのがどういうことなのかよくわかっていなかったし、家族とももう少し詳しく現実的に話しておかねばと思った。

2022/08/20

老齢症状進行中

良い本でした。今、私は、健康ですが、68歳、何らかの不調が出てきたらもう一回再読しよう。でも近所に在宅医療を行う医院があるかどうかです。救急車を呼ぶと必ず延命措置を施される、当然のことが、末期症状の体にとっては大問題とは恐ろしいことです。在宅死、そうやはりそれがいいですよね。独り身でなくても。

2022/07/24

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