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イタリア発イタリア着 (朝日文庫)

イタリア発イタリア着 (朝日文庫)

イタリア発イタリア着 (朝日文庫)

作家
内田洋子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2019-02-07
ISBN
9784022619556
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イタリア発イタリア着 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

内田さんの何冊目かのエッセイです。ここでもイタリア人と同じ目線での日常が描かれています。ミラノ、ナポリあるいは6年に及ぶ船上での生活などでのイタリア人とのやり取りが異国人の目線ではなく同化されているようです。塩野さんの作品でイタリアの歴史を知り須賀さんの作品では文学者的なサークルでのやり取りを知ることができますが内田さんの作品では現在のイタリア人というものがわかります。

2020/01/05

のぶ

イタリアを題材にしたエッセイ集。内田さんはイタリアでの生活が長いので、すっかり現地の人の同化しているような印象を受ける。今回は内田さんが本拠地としているミラノのことのほかに、ナポリや港町のリグリアを訪れた際の紀行文。と言っても観光気分で書かれてはいないので、文章はちょっと硬め。北のミラノと南のナポリを比較すると、その民族性の違いがよく分かった。それと、イタリア人はアバウトな感じを持っていたが、とても真面目な人が多いことも表されている。内田さんにしか書けないディープなエッセイ集だった。

2019/03/13

ユメ

読み進めると、眼前にミラノやナポリの光景が広がってゆく。私はいちども踏んだことのない土地だ。思い描いた風景は、実際とはてんでかけ離れているかもしれない。けれど、手を伸ばせば触れられそうなほど、くっきりと見えてくるのだ。内田さんの紡ぐ文章には、そういう力がある。物語の行間のような、ナポリの細くうねる路地を抜けてゆくたび、かつてこの街に暮らした人、今ここで生きる人、そして遠い日本から訪れた内田さん、数多の人々の記憶が幾重に重なり合って立ち上がる。なんと豊かな物語か。この世界は十二分に興味深いと思い知らされる。

2019/03/03

mitu

嘗て読んだ話を別の角度からも魅力的に語っています。或るインタヴューに答えて「イタリアに行ったことがない方や、特に興味のない方たちに伝えるにはどうしたらよいのか、気をつけて書いたつもりです。 かつて、俳句に接し『読者の気持ちがあって完結する書き方』があることを知った。通信社業に長く携わる者としての<材料、部品を提供する>という気持ちも、常に頭にある。『読んだ方が、どういう気持ちを持つかというところで、私が書いたものが一つのお話になるとすれば、感情を私の言葉で置き換えるのは驕りではないか、と』お薦めしたい。⇒

2020/01/11

みっふぃー

旅行いきたいと思って、[イタリア]で検索して出てきた本を図書館で借りてみた。日本人があまりいないころに住んでた話でどっぷり昔のイタリア。5歳のこに、もっとしっかり目を開けろとか言われたのがおもしろかった。解説の宮田珠己さんがおもしろかった。

2019/04/09

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