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おめかしの引力 (朝日文庫)

おめかしの引力 (朝日文庫)

おめかしの引力 (朝日文庫)

作家
川上未映子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2019-09-06
ISBN
9784022619846
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おめかしの引力 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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pohcho

朝日新聞と雑誌「フィガロ」に連載されたおめかしについてのエッセイ集。新聞の方は短くて読みやすいし、雑誌は少し長めで読み応えがあり。川上さんの文章はリズム感があって気持ちがいい。日割り計算や錦鯉のコートは可笑しかった。巻頭に写真もついてて楽しい。信田さよ子さんのヴィトンの話にはびっくり。それからシルクのパジャマ、私も買おうかな。「おしゃれ」と「おめかし」の違い。さすが言葉に対する感覚が鋭い。表紙も可愛くて好き。

2019/10/28

はるき

 ファッションに熱狂しながら、熱くなる自分自身を俯瞰してみる。さすがの観察眼です。あまり親しみのない作家さんなんだけど、今回凄く面白かったので他の著作も読んでみたい。

2019/10/07

小夜

か、かわいい!ページを開くとまず、未映子さんのワードローブの写真が数ページ。エッセイは大阪弁まじりの軽妙な文体で。ブランド名やファッション用語に疎いわたしにはまるで呪文のような単語がワンサカ。それらをすべて調べなくとも先の話は読めるのだけれど、この未映子さんを構成&魅了しているあれこれとは一体?と好奇心が芽生えてしまって、もうダメなのである。ちっとも読書が進まないのである。でも最高に楽しかった!巻末の対談では「おめかし失敗談」の域を越えて、社会問題にまで。憧れ&ときめきにまみれて読了です。

2020/04/01

はるき

 贅沢な生活なのにラグジュアリーを感じさせないから不思議。他者からの承認ではなく自分のために装う。誰かに買ってもらわず、複雑骨折しながら自腹を切る。物欲を暴走させながら、そんな自分を俯瞰してみる。面白いです。

2020/04/26

ぱなま(さなぎ)

目に見える欲望について考える。それこそが生きる糧となり、心を豊かにする原動力だとわかっていながらも、同時に無自覚でむきだしの欲望そのものには後ろ暗いイメージがある。他人の目にあばかれてしまう恥ずかしさ、あるいはあからさまな他人の欲に気づく後ろめたさは、もたらされる愉しみと分かちがたく存在している。これほど引力のつよく影響力の広範な文化について語るとき、欲望のパッケージングやある種の割り切り、すぐそばにある疑問符を意識し続けること、それらの行為の選択それぞれに、個々の知性の表出を感じたりもする。

2019/12/01

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