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イタリアの引き出し (朝日文庫)

イタリアの引き出し (朝日文庫)

イタリアの引き出し (朝日文庫)

作家
内田洋子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2020-09-07
ISBN
9784022620200
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イタリアの引き出し (朝日文庫) / 感想・レビュー

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mntmt

気持ちの良い読書である。

2020/11/15

Haru

どの話も数ページ、通勤の地下鉄2駅にちょうど良かったので読了までカバンに入れたままだった。朝のいっとき、イタリアの各地へ私を運んでくれたこの本が、明日から無いのかと思うと寂しい。 日常の断片を巧みに切り取り、味わいのある物語を創り上げる事ができるのは、巻末にも書かれているように、内田さんが非常に優れた聞き手である事、つまり老若男女あらゆる世代の人々から信頼される人柄である事を示している。 高校生の恋の予感にはミラノの暑い夏、老夫婦の姿にはヴェネチアの冬、その舞台設定もまた、心憎い。

2021/01/12

timeturner

ミラノ、トリノ、ヴェネツィア、そしてサルデーニャで、街や田舎で出遭った人々や風景を切り取ったエッセイ60編。好奇心が強くて誰とでもすぐ仲良くなって健啖家でちょっと押しが強い。内田さんてイタリア人の皮をかぶった大阪のおばちゃんみたい。

2020/11/22

芙蓉

イタリアのエッセイ。いつもの内田さんのエッセイが短編小説だとするとこれはショートショート集。引き出しに入っている主にミラノの街のかけらを取り出してためすつがめつしてまた引き出しにそっと直すように。取り出されるかけらはほかのエッセイで出てきた少女がいたりあのお店のことが書いていたりと。合間合間の時間にぱらりぱらりと読めたのでとてもよかった。

2020/09/12

平坂裕子

焼きたてのパンの匂い、新聞をめくる音、砂糖をかき混ぜるコーヒーカップから立ち上がる蒸気。普通の暮らしがこの街でも、ゆっくりと確かに時間が流れている。穏やかな時が1日も早く戻る事を祈るばかりである。

2021/01/21

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