KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

人生の真実を求めて 神と私〈新装版〉 (朝日文庫)

人生の真実を求めて 神と私〈新装版〉 (朝日文庫)

人生の真実を求めて 神と私〈新装版〉 (朝日文庫)

作家
遠藤周作
山折哲雄
出版社
朝日新聞出版
発売日
2022-06-07
ISBN
9784022620620
amazonで購入する Kindle版を購入する

人生の真実を求めて 神と私〈新装版〉 (朝日文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

cabernet

遠藤周作の諸作におけるメッセージを編集したものと気付いたのは読み始めてしばらくしてから。 まさか全部がそうだとは思ってなかった… 文の一つ一つが個別で、続けて読みにくい。 メッセージ性の高い部分を抜粋しているだけあって、心に引っかかり、手が止まる。 何でこんなに深いメッセージをこんなに優しい文章で書けるんだろうか。 何で私が疑問に思ったことへの回答が書かれているんだろうか。 何で私が人に伝えるべきだったことが書かれているんだろうか。 引用されている原典を、大学生ぐらいの時に読むべきだった。と思う。

2010/10/17

Namake_Saru

『神は存在ではなく働きである』この言葉にストンと腹落ちした。母がクリスチャンであったがゆえに、自分も幼い時より教会に通い、母の自殺?と共に、母を(現世を生きる支えとしては)救えなかったキリスト教と教会に疑問を抱き、母の考えを知りたく自分もクリスチャンになってみた。が、教団に対する疑問は絶えず、でもそこに何か感じるものはあった。それこそが『神の働き』なんだと思う。それにどんな名前をつけるか?その違いだけなんだと思う。母はキリストを押し付けることなく、自分で考えなさいと言った。自問自答を続けていきたい。

2022/07/24

感想・レビューをもっと見る