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ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書)

ネガティブ・ケイパビリティ  答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書)

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書)

作家
帚木蓬生
出版社
朝日新聞出版
発売日
2017-04-10
ISBN
9784022630582
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ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書) / 感想・レビュー

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ehirano1

「ネガティヴ・ケイパビリティ」という言葉を初めて知りました。ネガティヴを否定するのではなく、それも人生の一つだと受け入れ、そしてその何ともならないもどかしい中(懐疑、不思議、不確かさ)に居ることが出来る能力があるということを知ることが出来ただけでも僥倖でした。これだから読書はたまりません!読書万歳!!!

2021/11/10

徒花

おもしろかった。私たちはついつい問題が発生したときに「解決策」を模索したくなるけれど、世の中には解決できない問題もあるし、解決にすごく時間のかかる問題もあるから、そういう問題に直面してしまったときにはそれらを解決しようとするのではなく、「とりあえず耐える力(ネガティブ・ケイパビリティ)」が必要なんだよね……ということを主張する本。問題を解決しようとしない姿勢の重要性はありそうでなかった概念で興味深い。もちろん、どれだけ汎用性があるかはわからないし、どうすればその力を身に着けられるかはわからないけど。

2021/05/07

ちゃちゃ

日々の暮らしや仕事の中で、私たちは容易に解決できない深刻な問題に度々直面する。先が見えずに苦しくて辛くて逃げ出したいと思うことがある。それでも、時には誰かに励まされ支えられながら、ずしりと重い荷物を抱えて歩く。歩いてゆくと少しずつ風景が変わり見えてくるものがある。そしてふと抱えた荷物が軽くなったことに気づく。ネガティブ・ケイパビリティー、答えを急がず持ちこたえていく力。何事も効率を最優先し迅速な問題解決を望む社会にあって、「宙ぶらりんを耐え抜く力」こそが生きる力となる。深く共感しながらの読書となった。

2019/01/22

Nobuko

世の中にはどうすることもできず、どうにも対処することができない事があるもので、解決しようとしても疲弊してしまい悪影響を与えるだけ。そんな時こそ、じっと耐え抜くという能力とその先に希望を見つけ出していくという能力を。末期癌の家族を持つ人や医者の立場、さまざまな例を読んで見ると、私も宙ぶらりんで過ごす事で救われているなぁと納得。素晴らしい能力を持っているではないか(笑)。白黒聞かれたり、いい加減コロナがいつ終息するのか言われてもね。シェークスピアや紫式部も登場するので飽きずにサラッと読んじゃいました。

2021/04/18

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

★×5共感の成熟が、思いやりや優しさであり「寛容」こそが共感を育て争いを避ける。その寛容を支える力がネガティブ・ケイパビリティ(NC)。分からないことを分からないまま受け止め、答えの出ない「問」に耐える力。「早く簡潔に分かる」ことを正しいと教育され、分からないことを分からないままにする事を「非」とする社会の中で、それを発揮する事は難しい。けれど、どうにも解決出来ない問題を、宙ぶらりんのまま、何とか耐え続けていく力「NC」こそが寛容の火を絶やさず守る。平和を維持していくため我々ひとりひとりが身につけたい力

2017/07/22

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