ヨーロッパ・二つの窓: Toledo・Venezia (朝日文芸文庫 よ 8-1)
ヨーロッパ・二つの窓: Toledo・Venezia (朝日文芸文庫 よ 8-1) / 感想・レビュー
はる
二人の目を通して眺めた40年近く前のヨーロッパ。EU加盟国間の商品移動、住民移動、通関の自由化が始められた、いわば雪解けの年の対談。 ナポレオンがフランス革命を旗印に周辺諸地域…その頃はドイツもイタリアも国家ではなかった。戦争をすればポーランドやスイスの傭兵を雇いあげ、商業的にやっていた。そんなときヨーロッパに徴兵制のナポレオンが乗り込んできた。周辺はナポレオンの発明を真似、あたふたと国家を作っていく。 (民族国家(と言って良いのか?その後の国家は民族に糾合してるけど)はナポレオンに始まったのか)→
2023/11/16
ようこ
地理、歴史的背景、宗教観から育まれる文化や価値観のちがいがおもしろかった。これだけのヨーロッパの豊かさや濃さ、日本との相違を目の当たりにしても、それらひとつひとつを知識としてしっかり吸収しているお二方を尊敬する
2022/10/26
asoboku
この著者、宮崎駿にとってのalter egoだったらしいと解釈している。売れたら、身を立てたら、そういう尊い人達と交流するチャンスに遂に恵まれる。堀田氏の晩年に二人は交流を持った。
rinrin
【BOOK-183】!!!!!!
2012/08/11
deer4deer
何度読んでも落ち着く
感想・レビューをもっと見る