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マリー・アントワネットの遺言 (朝日文庫)

マリー・アントワネットの遺言 (朝日文庫)

マリー・アントワネットの遺言 (朝日文庫)

作家
藤本ひとみ
出版社
朝日新聞社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784022642998
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マリー・アントワネットの遺言 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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湖都

マリー・アントワネットの裁判で弁護士を務めた男が遺した手記と、その中で語られるルイ17世の秘密を巡る物語。舞台はナポレオンの百日天下直前。主要人物は、ルイ16世夫婦の遺児でありいまや中年女性となったマリー・テレーズと、したたかに激動の時代を生き抜いてきた生臭坊主のルナールと、前述の弁護士の娘で娼婦に堕ちたカロリーヌ。正直なところ、最後まで引きずったルイ17世の秘密は安直で捻りがないし、ラストシーンも陳腐極まりないもの。しかし、有罪が確定している王妃の弁護を引き受けた男の、芯のある生き方はかっこよかった。

2020/08/15

りゃ

なんて力強い小説だろうと思った。登場人物も、それぞれがたどり着いた結末も。想像以上の満足感でした。それにしても人物描写と言葉のかけひきは、最高です。

2012/06/10

ひかり

マリーアントワネットと彼女の弁護士クードレーの話しがとても良かった。彼女の側について、これほど懸命に戦ってくれた人がいたなんて感動した。最初は立場は違ってもだんだん連帯感が生まれ(もちろん相容れない部分もあるけれど)、最後の最後まで戦い抜いた。それにしても、独房の中にいてさえ彼女の魂は生き生きと輝いていく。ここにこそマリーアントワネットとい人の魅力があるように思えた。

2015/03/31

shinobu

アントワネットの遺言を通じて、娘のマリー・テレーズと落ちぶれた聖職者とのやりとりを縦軸に、革命時期や当時の歴史的背景が描かれている。主人公のルナールに今ひとつ感情移入しづらく、むしろマリー・テレーズのほうが魅力的に描けていると思う。彼女とルナールとのロマンスも、描写が少々淡泊。弁護士クードレーとアントワネットの心の交流の方が印象的だった。細かい部分はあるが、一気にぐいぐい読ませる筆力と歴史的背景の描写はさすが。

2012/04/02

ち〜

マリー・アントワネットは稀代の悪女か悲劇の女王か?歴史の表舞台に出てこない人物にスポットを当てて一気に読ませる力はすごいです。

2012/01/27

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