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私は美人 (朝日文庫 さ 36-1)

私は美人 (朝日文庫 さ 36-1)

私は美人 (朝日文庫 さ 36-1)

作家
酒井順子
出版社
朝日新聞社
発売日
2007-11-07
ISBN
9784022644077
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私は美人 (朝日文庫 さ 36-1) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

男性の書いたものとしては井上章一の『美人論』が名高いが、こちらは酒井順子の『私は美人』。彼女自身が自分は美人だと言っているわけではない。もっとも、言っていないこともないのだが。様々な角度から美人を語っているが、彼女は面白さのツボを心得ているようで、どの章も思わず笑いが漏れてしまう。また、ここまで書いていいのかと心配になるようなことも実名で書く度胸も持ち合わせているようだ。柔道のヤワラちゃんのくだりがそうだ。ただ、田舎や(京都を除く)西日本に対して、妙な優越感と差別的とも思える言辞を吐くのはいただけない。

2019/10/21

takaC

酒井さんの企画力は脱帽モノ。いや全く。

2016/05/24

優希

面白かったです。美人をテーマにしたエッセイ。様々な美人について考察していますが、独特の視点があるのですね。酒井さんならではの美人に興味があるのが分かります。

2021/11/20

明智紫苑

人間の容姿はその人自身のためだけでなく、他者との関係性のためにある。そして、人間の容姿の評価は他者との関係性次第で大きく変わる。人間の外見とはそれだけ複雑な要素があるので、美人を論じる本が出るのは当然だろう。そういえば、私が子供の頃よりも現在の方がよっぽど一般人女性の容姿レベルが上がっているように思えるが、昔に比べて美人が増えたのは、交通手段の発達によって他の地域に行きやすくなり、恋愛や結婚のパートナーの選択肢が増えたからというのも一因かもしれない。

2017/05/16

cithara

わざわざ日本海側の都市に出向いて、道行く女性が美人かどうかを判断するという行為に感心してしまった。人間が美人かそうでないかの判断は不毛であることは著者にも分かっているのだろう。調査結果も「秋田美人」という言葉に引きずられたものになったという。著者は本書刊行当時(2007年)にすでに女性は何歳になっても美しさをずっとキープし続けなければならない風潮を危惧しているが、最近の著作を読むと、今現在もその不安を感じているらしい。私も女性誌を読むと、一生自分を磨き続けなければならないという強迫観念にかられる。

2012/05/31

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