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街道をゆく 1 湖西のみち、甲州街道、長州路ほか (朝日文庫)

街道をゆく 1 湖西のみち、甲州街道、長州路ほか (朝日文庫)

街道をゆく 1 湖西のみち、甲州街道、長州路ほか (朝日文庫)

作家
司馬遼太郎
出版社
朝日新聞出版
発売日
2008-08-07
ISBN
9784022644404
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街道をゆく 1 湖西のみち、甲州街道、長州路ほか (朝日文庫) / 感想・レビュー

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サンダーバード(読メ野鳥の会怪鳥)

週刊朝日に連載された司馬さんの紀行文。第一巻は近江の湖西の道、甲州街道、長州路など。紀行文ではあるが、メインはその土地にまつわる歴史よもやま話。ここでも司馬さんの歴史に関する蘊蓄は面白い。坂東武者の祖先が白村江の戦いで敗れ関東に移住した数千人もの百済の子孫であるという見解はなかなか興味深い。連載当時は1971年。高度経済成長で新幹線ができ、高速道路網ができつつある時代。昔との差を嘆く場面もあるが、もし今また司馬さんが同じ道を歩いたらいったいどんな感想を抱くだろうか?★★★+

2019/01/26

佐々陽太朗(K.Tsubota)

「湖西のみち」の書き出しを読むだけで私にも詩がはじまった。湖西のみち、竹内街道、甲州街道、葛城みち、長州路、それぞれが私を誘っているかのようだ。GoogleMapで路を確認し、訪れるべき所に☆印をつけながら読んだ。まずは長州路、画家の風間完氏が菓子を食べ、天井や欄間、軒先を見ながらながら「ちょうどいい」と言った宿『松田屋ホテル』へ泊まってみるか。西郷・木戸・大久保が密議を重ねたという東屋がある庭を散策し、風呂につかりながら維新の時代に思いを致すのも楽しいだろう。

2017/06/07

chantal(シャンタール)

【司馬遼太郎の二月】帰省する旅のお供に読んだ、初「街道をゆく」。司馬さんが見ていた風景はどんなだったのだろうと、想像しながら読むのはなんとも楽しかった!「長州はいい塔を持っている」まさにこの一文が刻まれた文学碑のある瑠璃光寺を始め、昨秋長州路を旅して来たばかりなので、長州路編は想像ではないので、殊の外面白かった。新撰組や白虎隊など、敗者の美学とでも言うか、同情的な気持ちがあったため、長州藩にはあまり良い印象がなかったが、実はとても興味深い歴史を持っているのだなと、また関連の作品を読んで見たくなった。

2018/02/09

kawa

司馬先生の小説群をほぼ読み終わったので新たなシリーズにチャレンジ。グーグル地図や映像を検索しながらネット旅行の気分で楽しめた。昔、挫折した記憶の第1巻だが、多くの司馬小説が肥し的効果を発揮するのか、各街道とも今回は面白い。土着人と混血した百済人の後裔である板東武士のこと、慶喜に造詣深い市井の婦人の登場、等興味深い事項が多数で、実際に訪ねたい場所が次々で嬉しい悲鳴。

2019/07/21

naoudo

湖西のみち 竹内街道 甲州街道 葛城みち 長州路 神話の時代から、維新、そして、現代まで、時空を越えて語られる道のロマン。その場所に行ってみないと分からないこと、そして、行ってみたら何の痕跡もなくなっていることもあるだろう。土地が、村が、そして、人々の営みの中で守られてきた文化、信仰に触れる旅。読んでいるだけで、どこかに行きたいとむずむずしてくる。知識があると、その土地の地形から、様々な事を幻視することができる。神話の解釈、古代の人々の流れ、神々の名残。土地の人々との会話、話し方から読み取る能力に感服。

2018/05/30

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