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花はさくら木 (朝日文庫 じ 9-1)

花はさくら木 (朝日文庫 じ 9-1)

花はさくら木 (朝日文庫 じ 9-1)

作家
辻原登
出版社
朝日新聞出版
発売日
2009-09-04
ISBN
9784022645036
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花はさくら木 (朝日文庫 じ 9-1) / 感想・レビュー

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KAZOO

辻原さんの作品ではエンターテイメント性の強い作品です。しかも時代劇で、皆さんが知っている人物などが数多く出てきます。この中では田沼意次はいい人物に描かれています。佐伯さんの小説とは大違いです。また文化人や宮中の人物なども多く出てきて楽しめます。

2014/07/19

mm

この前読んだ「翔べ麒麟」でも感じましたが、この方の時代小説はアニメの雰囲気がある。でも、漢詩・短歌の素養もあるので、そこのところはアニメ化できないんだけど。。今回は渋いイケメンの田沼意次登場。ホンマか?江戸を大阪に代わる経済の中心にして、鴻池と組んで銀行設立計画。出来ないけど。。豊臣の末裔のお嬢さまが出てきたり、後桜町天皇が内親王の時にお忍びで大阪見物したり、上田秋成と与謝野蕪村と伊藤若冲は飲み友達とか、まぁ、とりあえず彼らが同時代に生きていたという事は分かる。松平定信よりは田沼意次の方がやり手かなぁ。

2022/06/20

衛兵

田沼意次がキーマンというところは、なかなか類を見ない作品だと思う。時代小説として面白いかと聞かれると、個人的にはあまり好きではなかったかな。

2021/03/16

もえたく

江戸中期、幕閣と商人の闘いに内親王、朝鮮通信使も絡み、あの武将の子孫も加えて伝奇要素に、恋愛要素と盛り沢山の歴史小説。賄賂政治家いうイメージが強い田沼意次の印象が変わります。

2015/10/05

rakim

絢爛たる絵巻を眺めたような読後感。悪として小説に登場することが多い田沼意次の、政治手腕と人物の大きさが魅力的に書かれています。智子内親王と菊姫の運命の交差、凛とした若い武士たち、蕪村・若冲・大雅・応挙等の文人や鴻池等の豪商も絡み小説の楽しさも増します。最後の3行を読んだ時、ため息が出ました。◎

2010/12/31

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