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f植物園の巣穴 (朝日文庫)

f植物園の巣穴 (朝日文庫)

f植物園の巣穴 (朝日文庫)

作家
梨木香歩
出版社
朝日新聞出版
発売日
2012-06-07
ISBN
9784022646675
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f植物園の巣穴 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

これは夢?それとも幻?自分も巣穴に落ちて迷い込んでしまった。そこには、いかにも日本という神秘で妖しい静謐な自然な白黒の世界。歩いてみた。白黒から緑、黄色…。色がつきはじめた。君は誰?坊というのか。坊よ!助けておくれ。ふと目が覚めた。あっ、これはやっぱり夢だったのか。読んでる最中に、眠りの世界に吸い込まれ、自分もこの物語の世界に行った不思議な感覚でした。梨木ワールドは読んでると眠くなるのですが、クセになりますね。

2019/05/23

hitomi.s

現実に起こっていること。自分が通ってきただろう時間。よくわからなくなって、でも今日もお茶を飲みながらたわいもない話をして一日がおわる。いま、楽しく笑っていて、でも、どうしようもないほど毎日がつらくてつらくて大変だった時期もあった。もう一度、あそこに立ち戻って生き抜くなんて、何が何でも嫌だ。でも一瞬でも、このイマで思い出すと、いまここの理由やいまの毎日の大切さや「私よくやったな!」や支えてくれたひとを改めて考えられる。そんな気持ちになった再読でした。

2019/03/07

SJW

硬い文章で大真面目な小説かと思ったが、現在、過去、冥界の話が渾然一体となっていて、読んでいるのはどれなのかが分からなくなる不思議な物語。

2020/06/02

のぶ

この本を一言で言うと、ファンタジーなのかもしれないが、そんな枠には入りきらない、多くの要素を含んだ作品だった。歯が痛む植物園の園丁は、歯科で治療を受けているといつの間にか椋の木の巣穴に落ちてしまった。それから何とも不思議な冒険談が始まる事になる。梨木さんは過去に読んだ作品でも、生き物や植物をうまく生かして物語を作っていたが、本作でもそんな物との出会いがうまく生かされていた。歯の治療中の白日夢のようでもあり、若くして亡くなった妻への愛を語った話ともとれる。長くはない本だが、不思議な余韻を感じさせた。

2019/05/05

hirune

木のうろの謎の巣穴に落ちて、過去も現在も虚も実もごちゃ混ぜになった異界に入り込んで、亡くしたものを探して彷徨う物語。途中までちょっと読みにくくて難儀した。。失われた妻と子供と彼らに寄せる自分の想いを取り戻せて良かったです。しかし、あんなに辛い思いをした歯の治療はチャラになっちゃうのでしょうか⁇インパクトが強かったのは直立して歩く鯉、烏帽子を被り尾びれで歩き、体側に勢いをつけて振り向くんですよ、キュッと(@_@)

2014/05/02

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