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わたしとトムおじさん (朝日文庫)

わたしとトムおじさん (朝日文庫)

わたしとトムおじさん (朝日文庫)

作家
小路幸也
出版社
朝日新聞出版
発売日
2012-09-07
ISBN
9784022646750
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わたしとトムおじさん (朝日文庫) / 感想・レビュー

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美登利

前半部分まで読んで、しばらく空いて続きを読みました。小学4年生の帆奈ちゃん、凄いしっかりしてる。親と離れて祖父母の家で家具修復の職人の叔父さんと暮らしていて、ふんわりと夢のような生活で、だけどハーフと言うことでイジメにあって学校自主休学して複雑なんだな、でも可愛いお話ではあるな!と思っていたら。途中から、登場人物も入り乱れ、私の頭はパニック。あれあれ?と思ってる間に、一気に話は文庫版で付け足されたというラストシーンへ。唐突過ぎて、良い内容なんだけどハッピーエンドの気分にならなかったのは何故かしら。

2015/10/05

enana

子供は明るくなるのが仕事なんだって。大人は優しくなるのが仕事だって。子供はわがままや不満を泣いたり叫んだりしてぜんぶ外に出して明るくなって、それをすくい取って優しくなっていかなきゃならないのが大人なんだってさ

2017/12/12

shizuka

素直な感想は「明治たてもの館に暮らせるなんていいなあ〜」でした。本当にそんなことできるのかな。だったらすごい。夢のようだ。トムおじさん、半分ひきこもりの26歳青年、彼を心配する10歳、アメリカ帰りのハーフ、帆奈。彼らは叔父と姪の関係。トムおじさんが性格上、いろいろしっかりできないから、ちゃきちゃきハンナが心配したり、悩んでみたりするんだけど、けど実は叔父さんは自分のペースで動いていて、まわりもしっかり見えてるし、先も読めてる。人間、見た目じゃないし、周囲の思い込み通りの人物じゃない。それがよく分かる一冊。

2016/11/08

菜穂子

人との関わりが苦手なおじさんと帰国子女で学校に馴染めない姪っ子。ほのぼのと周りの人々が温かく見守る中でのふたりの成長物語。暗さがなくて、ドーンと落ち込まないで読めるのは小路作品の安心できるところ。学校だけでは無い自分らしさを発揮できる場所がいかに大切か!を教えてくれる。

2017/04/12

ひめありす@灯れ松明の火

小路さんらしく基本的に悪い人が出てこない、優しくて穏やかな物語。基本的に古いものがお好きな方なので、この明治たてもの村という設定はぴったりだなあと思いました。穏やかだけど、ちょっと歪んでいる人達。でも、それは立て付けの悪い戸みたいなもの。ちょっとつきあい方を考えれば大丈夫なんです。ただ、最後の話はちょっと唐突すぎてびっくりしてしまいました。ハンナちゃんイギリスでマードックさん(東京バンドワゴンの)家族と出会ったりそのうちサチさんが『おや、この方なら知っていますよ』とか言い出したりしないかなあと思いました。

2014/08/30

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