生半可版 英米小説演習 (朝日文庫)
生半可版 英米小説演習 (朝日文庫) / 感想・レビュー
たー
まだまだ小説をスラスラ読めるような英語力はないなぁ〜。生半可とすら言えない浅い読み方しかしてないなぁ〜と思いました。
2013/06/13
ykshzk(虎猫図案房)
熱狂的トランプファンの英国人が知り合いにいて、彼のスマホ画面には今もトランプ氏が勝った棒グラフが出ている。どうしても分かり合えないものはあるものだ。そんな感じと言うと乱暴だが、海外文学をどこまで読めているか、自分に対して常に懐疑的だった。訳書を読む時間は、例えば漱石を読む読書体験より劣るのではないか?とか、訳文で読んでも到底原書の母国語読者と同じものは味わっていないはず、とか。でも、英和辞書があくまで辞書に過ぎないように、原書の再現=翻訳ではないのだな。個人的には過去を振り返るwouldが好きな英単語。
2020/11/16
おおかみ
英米文学の歴史を織り成す諸作品のさわりを対訳、充実した解説を加える。オースター、デリーロ、イシグロ、ピンチョンといった現代最高峰の作家はもちろん、フォークナーにサリンジャー、メルヴィル、ポーまで網羅した錚々たるラインアップは、それ自体眺めるだけでなかなか愉しい。もっとも原本は98年刊行で、最新作に言及されているわけではないのだが、それでもなお得るものは多い。
2013/04/14
ゆり
これを読んで気付いたが、翻訳を読んだことのある著者は、自分で英語を読みこなそうとがんばれる。知らない著者は丸投げってこと。翻訳者様ありがとう。せめてもと思い、最初の一文はまじめに訳した。なんだかんだで3週間読むのにかかった。私はオースターの「最後の物たちの国で」が泣くほど好きだが、この文は脳髄に染みわたっているせいか英文がスラスラ読めた(笑)。
2013/04/29
みゅうの母
好きな英語とそうでもないのと入り混じっていたので中休みを挟み時間がかかった。教科書的に読むのなら『翻訳教室』のほうがおススメな気がするけれど、作品のさわりと日本語訳、そして作者についての解説というスタイルはとてもよかったです。
2013/11/09
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