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ぼくらは都市を愛していた (朝日文庫)

ぼくらは都市を愛していた (朝日文庫)

ぼくらは都市を愛していた (朝日文庫)

作家
神林長平
出版社
朝日新聞出版
発売日
2015-01-07
ISBN
9784022647627
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ぼくらは都市を愛していた (朝日文庫) / 感想・レビュー

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絹恵

人間ひとりが集合的意識の形成を感じとれるのならそれは、電気のない都市を目にする瞬間かもしれません。言葉を失った瞬間に意識は束ねられ、未曾有の現象に対する捉え方の相違がアイデンティティなのだと思います。意識は未だ有るだろうか、その言動は皆、無意識かもしれないけれどそれでも彼はその無意識/脱殻で世界を創る。なぜなら、ぼくらは都市を愛していたから。人間/意識を愛していたから。

2015/03/22

里愛乍

神林さんの小説は、いい意味ですごくもどかしい。もう少しで掴めそう、この〝掴めそう〟感が延々と続くからだ。本書はそれが最もよく出ていて、全速力で走ってるような息切れにも近い状態で読み続けていた。途中でやめたらこの〝掴めそう〟がリセットされてそれこそ〝いけなく〟なりそうで。視点を変えれば現実だって、自分が「いま」「ここ」に「いる」、それが「ほんとう」だと、どうして言い切れることができるんだろう。何時だってなにもないし、いまだある世界が此処なのだから。

2015/06/24

Tadashi_N

腹の中が見放題だったら、すごく生きづらいと思う。現実の仮想世界の区別。

2020/02/28

活字スキー

かなりご無沙汰していた神林作品。読み始めてすぐに「ああ、神林長平だ」となり、やがて「どんだけ神林長平なんだよ」となって、最後は「どこまでも神林長平だ……」と半ば放心状態で読了する、ある意味いつも通りの神林節であり、それでいて常に冷徹な知性の眼差しで現実を俯瞰しつつも悠々と未来へ向かって飛翔し続けるところが「さすが御大、俺たちに出来ないことを平然とやってのける!そこにシビれるッあこがれるゥ!」とばかりに語彙力と「アイデン」ティティーの危機に叩き落とされる極上のスペキュレイティヴ・フィクション。

2018/07/31

友和

現実がじょじょに崩壊していくのがおそろしい。

2015/03/06

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