読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

七夜物語(上) (朝日文庫)

七夜物語(上) (朝日文庫)

七夜物語(上) (朝日文庫)

作家
川上弘美
出版社
朝日新聞出版
発売日
2015-05-07
ISBN
9784022647771
amazonで購入する

七夜物語(上) (朝日文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

VACABOND@ Vitamin❣(^^)v

やっとお母さんから許しの出た”踏切の先-今までは踏切の先まで行ってはダメでした-にある図書館”。さよ(小四)は、次に読む本を既に見付けていた。1階の一番奥の薄暗い棚にある本。題名は「七夜物語」。この本が物語のガイドブックになっているようです。 児童書でした!タイトルだけで読もうと思ったのですが、児童向け(漢字が少ない)とは思いませんでした、でも最近拡げてるジャンルなので良かったですぅ(笑) 中巻に進みます。

2015/05/17

shizuka

川上さんの児童書。とは言いつつも、これは大人が読むべきなんじゃないかなーとぼんやりと思う。言葉はひらたく簡素化されて書かれいるけれど、内容は深い。もちろんさよや仄田くんと同世代の子供たちが読んだら、受け取り方は全然違うと思う。子供のイマジネーションで大人が受け取る何かより、もっと多くの何かをこの本から発見するだろう。でも単なる児童書じゃない気がするんだよな。例えばメアリーポピンズとか、ドリトル先生とか、そういうんじゃない。世界と世界の隙間や次元と次元の隙間など大人が見えないものを見せてくれてる気がする。

2016/08/12

絹恵

淡く形成し始めるカーストが、子どもたちの見る世界を狭くしてしまっているのかもしれません。そして彼らにとっての怖いことは本の世界に迷い込むことよりも、家庭環境や大人たちの表情や言動のほうがよっぽど不安にさせてしまうのだと思います。不安になるのはいつも夜だったけれど、永遠に続けばいいと願ったのも夜だったから、こんばんは夜の世界。

2015/05/23

ゆっこ

子供ながらに感じる世界からの浮遊感や疎外感。変えていった方が良いとわかっていながら、既に身に染み込んでしまった特性や性格と、向き合い受け入れながら変化していこうとする小さな小さな意思とからだ。安全も幸せも保証されていない冒険に立ち向かうさよと仄田くんに勇気をもらえる。

2015/07/05

エンリケ

子供がある本の力で魔法の国を冒険するお話。なんて単純に思い込んでいたが、どうも様子が違う。上巻は多くの頁を現実世界に割いて二人の子供達の日常を綴る。何気ない日常。でも子供にとっては変化に富んだ日々。クラスに溶け込めない仄田君のKYぶりには終始ハラハラ。僕の少年時代にそっくりだ。一方さよちゃんの方も両親の離婚に蟠りを持っており、クラスに仲良しがいない。クラスでは影の薄い二人が知った魔法の世界。そこからちゃんと辛い現実に戻ろうとする二人の意思がちょっと眩しい。以後の小冒険に期待が膨らむ。

2017/02/10

感想・レビューをもっと見る