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七夜物語(下) (朝日文庫)

七夜物語(下) (朝日文庫)

七夜物語(下) (朝日文庫)

作家
川上弘美
出版社
朝日新聞出版
発売日
2015-05-07
ISBN
9784022647795
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七夜物語(下) (朝日文庫) / 感想・レビュー

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VACABOND@ Vitamin❣(^^)v

すみません。「七夜物語」は、ガイドブックでは、ありませんでした(>_<) 異世界へ入るための”しるし”でした。女の子と男の子の不思議な世界の冒険談が「七夜物語」に記されているというラストでした。 哲学書というと難しくなってしまいますが、「ソフィーの世界」と「不思議の国のアリス」を足した様な物語として読んでいくと哲学の入門編と云ってしまえるような物語でした。主人公の二人は小四ですが、同じ年頃の子供が読めば十分感情移入しちゃうだろうなと思いました。

2015/05/18

shizuka

冒険が終った。最後の闘いは辛かったと思う。よくがんばったね。人はみんな、そうやって成長していくんだ。その苦しさをきちんと糧にできている人、そうじゃない人でその後の人生は変わるけれど、さよと仄田くんなら大丈夫だと思う。名もなき小さなモノを守ろうとするのが子供。うん、そうだ。けれど大人も本来はそうでないといけない。優先順位やモノの価値、大人になれば見えてくることもあるけれど、子供の心は忘れたくないものだな。夜の世界から帰ってきて少しだけ変わった現実。いい方向に向かったよね。ふたりの奮闘は無駄じゃなかったね。

2016/08/19

絹恵

"誰かを好きになるのに、能率なんか関係ないよ"たとえ忘れてしまっても、そして言いようのない懐かしさが込み上げてきて胸を苦しくさせても、涙をこぼして笑うことが出来たら、間違えてばかりの世界でそれは正解になるのだと思います。気が付けば夜が少しやさしくなっているように感じて、今日もあなたにそんなやさしさが降り積もるように、ごきげんよう愛おしい夜の世界。

2015/05/24

佐島楓

読み終わって、少し泣きそうになってしまった。幼い誰もが、もしかするとこんな冒険をしていたかもしれないのだ。覚えている人は、どれだけいるのだろう? さよちゃんは、とても幸せな子だ。たとえ彼と、別の道を歩んだとしても。

2015/06/27

エンリケ

二人の子供達の冒険が更に過酷になる下巻。彼らに突きつけられるのは内面の葛藤と肉体的苦痛。でも世界の歪みを正す為、二人は歯をくいしばって前に進む。読むに従ってシビアさを増すこの本。作者の提起するテーマは中々手強い。一貫して描かれる自分の心の弱い部分との相克。大人でも辛い様な事を夜の世界で体験する子供達は本当に可哀想。でも現実世界では弱々しい彼らの意外な勇敢さは大いに読者を勇気づけてくれる。長い物語の終わりは予想外の結末。彼らの勇気は世界をほんの少し変えられたのかな。多様である世界の大切さを再確認した一冊。

2017/02/15

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