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この君なくば (朝日文庫)

この君なくば (朝日文庫)

この君なくば (朝日文庫)

作家
葉室麟
出版社
朝日新聞出版
発売日
2015-10-07
ISBN
9784022647948
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この君なくば (朝日文庫) / 感想・レビュー

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RINKO

この時代に栞さんのような強い心を持って生きることはどんなに大変か。私も静かにひたむきに誰かを何かを思うような、芯の通った生き方がしたいなあ。また五十鈴さんも生き様が爽快で素敵です。

2015/11/05

幕末の何もかもが激しく軋みながら変動する時勢の中、「この君なくば1日もあらじ」の思いを胸に凛と背筋を伸ばし、愛する人を家族を家を守り抜いた夫婦の物語。藩主夫妻が譲と栞を影に日向に支えてくれる姿が清々しい。「藩を離れ身分を離れても、おのが信義の道をゆく者がこの国を動かす」藩主妻五十鈴の言葉に、動乱の時代の武家の妻女の戦いを見る思いがした。新政府のというより健吾の栞への横恋慕から、譲が命を落とすのではないかとハラハラし通しだったが、竹の落ち葉を踏む音が聞こえるシーンにようやく安堵の息を洩らしページを閉じた。

2018/07/18

hachi18

幕末の不気味な空気が漂う中での此君堂の娘 栞と教え子の楠瀬譲の恋愛。「この君なくば、1日もあらじ」この教え、思いを二人が持ち続けられたことで、どんな苦しいときでも相手を思い続けられたんですね。こういう凛とした人を描かれているところは、葉室作品だなと思いました。

2017/03/02

こいで

文章力はさすが。栞や五十鈴の凛とした武家の女の幕末の生き方に感動したけど、ストーリーが無難すぎた気がする。

2016/01/25

hiyu

これが描かれた時代、もちろん今とは違い情報収集にも限りがある。情報伝達のスピードも全然異なる。そのような時に人は何をもって生きていくのか。何を信念とするのか。それが頭の片隅から離れなかった。個人としては五十鈴の振る舞い方が印象的であった。

2021/03/03

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