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相棒 season15 上 (朝日文庫)

相棒 season15 上 (朝日文庫)

相棒 season15 上 (朝日文庫)

作家
輿水泰弘
碇卯人
出版社
朝日新聞出版
発売日
2017-10-06
ISBN
9784022648624
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相棒 season15 上 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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Richard Thornburg

感想:★★★  6編で構成される短篇集です。  冠城クンはSeason14での一件が祟って、法務省から来た「お客様」ではなくなって警視庁広報課を経由して特命係へ転属。  将来、冠城クンが昇進した時のためにと、芹沢サンが冠城クンに情報をリークするのが結構笑えます。  冠城クンの事件に対する積極性はSeason14の時よりUPしてる印象を受けました。  呪術という名のもとに行われた犯罪の「守護神」は一風変わったアプローチで印象的です。  一番楽しめたのは「人生のお会計」かな? 

2018/05/17

『出来心』は久々にコメディタッチ。(意気揚々と特命に接近したはずの)青木くんは早速おとりに使われた挙げ句、弱点まで露呈する羽目に▼角田課長の特命訪問が「コーヒーの無心」と表現されてて笑った▼「親の死に目よりも女性の誘いを優先しろby冠城家」どんな家訓w!?

2018/07/13

二分五厘

『守護神』冠城亘、警視庁広報課に配属。あの手この手で特命係へ転属を画策。最後は脅しの連鎖(笑)。坊谷一樹の伏線、まだ回収されていないよなぁ。『人生のお会計』余命宣告された男が、自分の命を懸けて人助け…という単純なお話しじゃない。男のトンでもない行動力と真意。そして更に裏に隠された…。谷中の最後の述懐に心が和む。警視庁理想の上司リスト見てみたい(笑)。『嘘吐き』漫画家の隣室で起こった殺人?周りの人間誰もが嘘を吐いている?何も信じられない漫画家は…。「…お会計」と一緒で、笑い話の後の後味悪い悪意の発覚がいい。

2018/02/24

やんも

なんとか認められたい&ぎゃふんと言わせたい青木君が不憫なことに、これがのちのち大事件に・・・。それはさておき、やはり人物の描写に乏しいので、ドラマを視聴した人の覚書といった内容かな。ドラマ本編の印象が、ノベライズで固定してしまうことは避けないといけないのだろう。例えば1話目で右京さんが何に対して怒りを爆発させたのか、それは視聴者と読者の想像に任せられる部分で、そこを解説してしまうのは無粋なのかもしれない。それから俳優の姿を文字で表現してしまうことも避けているようで、文章では透明人間並みに見えてこない。

2018/09/16

BIN

season14読んでからだいぶ経つので青木って誰だっけ?っていうくらいに忘れてますが、米澤さんいなくなった後の情報提供役という認識にしました。上巻は6編。やはり一番良いのは「人生のお会計」。余命幾ばくもないと宣言されたやりたいこともない凡人が開き直った一手。相変わらず読みやすい。

2020/07/21

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