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マイストーリー 私の物語 (朝日文庫)

マイストーリー 私の物語 (朝日文庫)

マイストーリー 私の物語 (朝日文庫)

作家
林真理子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2018-07-06
ISBN
9784022648907
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マイストーリー 私の物語 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

デビュー時から真理子さんを知るわたしには、大変興味深い作品だった。肩でゼェゼェ息をしている、現代の出版業界への広義の応援歌か。「自費出版」という世界、知っているようでまったく未知であったことに気づく。(SNSと同じく)究極の自分語りの世界。そこに渦巻く自己顕示欲と承認欲求。由貴みたいに男を手玉にとれる女はどこにでもいるし、太田みたいな「恋愛脳ダメダメ」男も。「女が気持ち冷めるのに、1分もかからない」には、今年の名言大賞を授けたい。

2019/07/13

カーミン

自費出版と言えば、以前読んだ百田尚樹氏の「夢を売る男」を思い出した。あれも怖い話だったが、この作品も情念や男女のドロドロがあちこちに入り交じり、なかなか怖い作品だった。主人公、太田恭一は、自費出版のユアーズ社で編集を手掛けている。そこにやってきた、「娘より書ける」と信じている芥川賞作家の母親エリナや過去を隠しながらも夫の自伝を出したいと言う由貴。太田は彼女らに翻弄されながらもなんとか乗り越えようとするが……。

2019/11/02

JKD

人生一度は本を出してみたいという欲求はなんとなく理解できるし、作家にしてみればアマチュアが自惚れるのもいい加減にしてほしいというのもよくわかる。編集者の太田さんはこういった自費出版社の編集者で、自費出版を希望する高齢者相手の地味なストーリーかと思いきや、美女・高橋由貴の出現から一気に泥沼劇場に変貌。何となくオチは見えていたけど、そこにたどり着くまで期待を裏切らず、ほどよい不快感とともに太田さんがズタボロになっていく過程がリアルで恐ろしかったです。

2018/07/29

miwapicco

書きたい、残したい、ってわかる。こうしてSNSやるし。その理由は様々なところがリアル。太田さんがひたすら沈んでいくところも、どうにもならなくてリアルー、、、 なんと、人の描き方がうまいんだろうと感嘆ー。

2018/08/26

ろこぽん

自費出版で自分のことを書くってすごいな。SNSで原型をとどめていないほどの盛り盛りの写真をアップするのと似てるかも。興味ねえー。 林真理子さんにはそんな素人作家たちを最後まで意地悪く皮肉りまくってほしかったのに、途中美しい未亡人がでてきてから突然おっさんたちがおかしくなり最後には「あーぁ」の結果に。ちょっと気の毒と思ってたけどきれいな終わり方で良かったです。

2020/12/11

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