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院内カフェ (朝日文庫)

院内カフェ (朝日文庫)

院内カフェ (朝日文庫)

作家
中島たい子
出版社
朝日新聞出版
発売日
2018-09-07
ISBN
9784022648976
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院内カフェ (朝日文庫) / 感想・レビュー

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nico

病院内に併設するカフェを舞台に、患者、介護する人、病院スタッフ等々、総合病院を利用する様々な立場の人間模様を垣間見る連作短編集。病院の中にあるけれど、そこは誰もが気軽に利用できる憩いの場。中立的な立場で全ての「客」に接する貴重な場でもある。特に、両親と夫の介護に翻弄される朝子の話は身につまされた。私も他人事ではない。ラストで朝子が感じたように、上手く割りきれればいいのだけれど。カフェでゆったり過ごす一時が救いとなり、病院を利用する人に笑顔をもたらす。今まで敷居が高いと思っていた総合病院が身近に感じられた。

2020/02/13

ふう

中島たい子さん3作目。書店でじっくり見て買っているからか、3作ともわたしの体質に合っていました。院内カフェ。西洋医学の病院内にあるカフェですが、その雰囲気はどことなく漢方的。薬ではなく気持ちのありようが体にも影響を及ぼしているのでしょう。ここのコーヒーは体にいい!と信じている男性。わかります。わたしだって、病院内で出されるものは少なくとも体に悪いはずはない、と思っていますから。登場するどの人も重いものを抱えていますが、そこは院内カフェ。少しの間だけでもここで心を軽くしてくださいと、やさしさが沁みてきます。

2019/03/31

milk tea

最近は総合病院にはカフェが併設されるようになりましたね。院内にあるというだけで、カフェそのものはごく普通であること。登場人物はいろいろなものを抱えているが、ここに来ている間だけは、ちょっと心を軽くしてくれる空気がある。ラストはほっこり。

2020/07/28

カブ

病院の中にあるカフェです。病院にあるからといって特別なメニューがあるわけでも、特別なお客さんが来るわけでもありません。でも、なぜか特別なもののように感じてしまいます。病んでいる人に必要ことは、薬でも原因の究明でもない、たぶん救いのようなものなのかも。人はみんなどこか病んでいるのでしょうか?カフェのように、ちょっと休息する場所を求めている。

2018/11/21

香翠

どなたかのレビューを見て気になり手に取りました。初・中島たい子さんです。出だしは少々重たくて、今の私に読み切れるだろうか?でしたが、全くの杞憂。寧ろこの作品に出会えて良かったなと感じています。

2019/12/13

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