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深尾くれない (朝日文庫)

深尾くれない (朝日文庫)

深尾くれない (朝日文庫)

作家
宇江佐真理
出版社
朝日新聞出版
発売日
2021-07-07
ISBN
9784022649973
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深尾くれない (朝日文庫) / 感想・レビュー

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kei302

深尾角馬の生き方に呆れ果てた。朴念仁野郎です。宇江佐さんの剣豪もの。鳥取藩に実在した人物だけど、宇江佐さんによると、文芸誌連載当初から地元の反応は無し。鳥取の名士認定されていないのも頷ける。「深尾くれない」は深尾角馬が栽培している牡丹の通称。血の色を彷彿させる赤い花。半額セールで購入。

2021/12/15

山内正

お熊の背中から長い道を見たのが 最初か 何処へ行くところだったのか? 家から見えるあの城で勤めておられる お熊は深尾の女中として今もふきの側にいる 今も母の墓参りには父は行かない あれは牡丹が嫌いでと父が言う お母様は変わりもんだわあんな綺麗な花を お母様はお父様に斬られたんか? お嬢様拵えはなししただけですけ お熊が言う うちお父様に聞くけ 不義密通で妻を斬ったのは九年になる 娘ふきはいつ知る事に?

2021/07/21

まいど

江戸市井ものが多いイメージの宇江佐真理だがこんな剣法一筋の物語があったとは知らなかった。 「髪結伊佐次シリーズ」こそ読んでないもののその他の宇江佐真理は殆ど読んでいると思っていたけれどまだ未読作品がありそうです。 本作も単行本のみで文庫化されていなかったものが時を経てやっと文庫化された一冊だった。 当時だから許された戦国気風の剣法家が唯一愛す牡丹とそれに嫉妬する妻。後に事件へと発展しつつ、主人公も人として人間らしさを持っていく辺りは見物だった。 まだ宇江佐真理作品を探さねばなるまい。

2022/06/21

山内正

鳥取城下深尾角馬と改名しかのが 後妻で屋敷へ 背丈の低さは驚かした 玄関のつのですがと聞いてみた 子供の頃から身体が小そうて 馬鹿にされてな何糞負けんと思う気持の戒めにと 半年過ぎても角馬に情が沸かないのを不思議に思う 弟子達が集り新しい流技を取り入れる時代と 雖井哇流を興そうと思うとると不意に この前通った人が噂の深尾紅かと牡丹を見て言ったとかのが角馬に この土地で初めて正月を一人で迎え 腹に子を宿し角馬は喜ぶだろうか

2021/08/11

sai

宇江佐作品の中で未読だったもの、角馬の頑固、偏屈というか不器用な生き様に、時代を考慮しても共感はできないけど、娘に対して愛情が見えてくる表現は宇江佐さんらしい思えた。

2022/06/11

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