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法廷ミステリーアンソロジー 逆転の切り札 (朝日文庫)

法廷ミステリーアンソロジー 逆転の切り札 (朝日文庫)

法廷ミステリーアンソロジー 逆転の切り札 (朝日文庫)

作家
阿津川辰海
伊兼源太郎
大門剛明
丸山正樹
横山秀夫
西上心太
出版社
朝日新聞出版
発売日
2022-06-07
ISBN
9784022650474
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法廷ミステリーアンソロジー 逆転の切り札 (朝日文庫) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

阿津川さんはお初の作家さん。横山作家『口癖』は既読のはずなのに思い出せず、面白く読んだ。他のお三方・・伊兼さん、大門さん、丸山さんは近年の作品なのでさすがに覚えていた。帯が好いよね『果たして真実こそが''正義’’なのか?』法廷ものも大好きなので、これからも面白い作品と沢山出会いたい。

2022/07/05

aquamarine

法廷ミステリは好きだが、人の隠された部分に切り込むため重くて辛いものが多い。そんなことを考えながら読み始めた一編目が阿津川さんの「ウリャオイ」(←違う)でのけぞる。再読でもこのコメディタッチは最高。伊兼さんは法廷ミステリではあるが司法記者視点のお話、大門さんは刑事と検事のシリーズの一話、丸山さんはデフ・ヴォイスから、3編とも読み応え十分でシリーズを読んでこなかったことを後悔するほど良かった。横山さんは家裁の調停の話だが、これはきつかった!これが最後でない方がよかったが、未読も多くアンソロの良さを堪能した。

2022/09/30

あっか

新刊。阿津川さん目当てで買ったけど、しまったー透明人間は…に収録済み作品だった。でもあの中でも特に好きな作品を再読できたので良し。笑(やっぱり面白い!)司法がテーマかつ顔ぶれゆえ、短編集だけどどれも骨太で読み応えがありました。リーガルミステリ好きなんだなーと新たな自分発見。偶然と必然、弁護側の証人は連作短編集の1作目らしくぜひ全編読んでみたい。弁護側の証人の、ん?ん?と思いながら読み進められるあの感じも好き。口癖は背筋がゾクッとする感じの面白さ。どれも本当ハズレなしでそれぞれに没入できました。

2022/06/15

のんちゃん

法廷を舞台にしたミステリーアンソロジー。最初は、細かい事件説明等あるのに、内容的に頁数足りるのかな?と余計な事を心配していたが、これ、すごく面白かった‼️すぐ底本も読みたい本に入れてしまったくらい。法廷を舞台にしていると言っても、各先生方、全く違ったアプローチで楽しませてくれた。特に横山秀夫先生の作品は、家裁調停委員による離婚調停という、あまりお目にかからない場面でのお話で、内容もさすが大御所、登場人物の心理描写も納得でき、すごい作品だと感服した。朝日文庫って、私には当たりの本が多い気がする😚

2022/06/24

たち

逆転が満載のアンソロジーでした。特に面白かったのは、もう、ほとんどギャグのような話ですが、本当にありそうなので怖い、阿津川辰海さんの『六人の熱狂する日本人』と、「聴覚口話法」なるものを初めて知り、とても興味を持ったので、丸山正樹さんの『弁護側の証人』。こちらはシリーズ物のようなので、全部読んでみたくなりました。

2023/03/23

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