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D-聖魔遍歴 新版 (朝日文庫 き 18-6 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 6)

D-聖魔遍歴 新版 (朝日文庫 き 18-6 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 6)

D-聖魔遍歴 新版 (朝日文庫 き 18-6 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 6)

作家
菊地秀行
出版社
朝日新聞出版
発売日
2008-01-01
ISBN
9784022655059
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ジャンル

D-聖魔遍歴 新版 (朝日文庫 き 18-6 ソノラマセレクション 吸血鬼ハンター 6) / 感想・レビュー

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おかむー

『吸血鬼ハンター』シリーズ第六作は砂漠を舞台にした旅のなかで、貴族と人間にハーフである“ダンピール”の痛切さが掘り下げられる。『よくできました』。踏み入って戻ったもののいない“帰らずの砂漠”を踏破する依頼を受けた“D”。彼に便乗して旅の道連れとなる“隠されっ子”タエ、“人探し”パイパー婆さん、ビンゴとクレイの戦闘士・ビューロー兄弟。追いかけてくる砂嵐、不死の盗賊団、動く森と次々に襲い来る怪異はある意味定番ではあるけれど、後半にクローズアップされる“ダンピール”の悲痛な境遇が今作の大きな色となっている。

2016/10/10

カナン

久々に頁に何枚もの付箋をぺたぺたと貼りながら読んだ。読み返したいシーンが多かったからだ。甘言も笑顔も戦慄きも無いDだけれど、彼の数少ない言葉は彼と出逢った人々の心を激しく震わせる。彼の確乎たる精神は彼と行動を共にする人々の明日(ミライ)を大きく変えていく。今作で主要人物になった者が全員魅力に溢れているのも浪漫を感じさせて良い。完全無欠の最強のハンターだからこそ、彼と彼を取り巻く登場人物との小さなやり取りが、思わずほろりときてしまう程、温かく優しく勇ましく、そして繊細な心を感じさせてますますDが好きになる。

2014/12/05

カナン

再読。

2021/11/13

お腹ボン!

今度は意志を持つ砂漠ぅ!毎回恐ろしい世界に引きずり込まれてるけど、出口のない砂漠って想像するだけで不快で恐ろしい。”D"の素性はなんとなく確信して、今回旅の目的はやっぱりそっかぁって確信できた。ずっと父親の痕跡を辿ってるけど、母親は人間だからとっくに亡くなってはいるんだろうけど、どんな人で、どんな背景だったのか知りたい。タエの子供は”D"の兄弟になるのかな?後々登場するのかな?まだ6巻でこの先長いけど楽しみ~、すっかりはまってしまった。”D"の言葉や動きを読むだけでニヤケてしまう、もう、D型肝炎発症だな。

2015/09/08

神太郎

今回のDはちょくちょく「貴族」の力を発動させるので、相当に過酷な旅なのだろう。またヒロイン・タエにも重大な秘密があることがわかり、だからこそDもまたいつもとまた違う接し方をしていたのかなと。荒くれ者たちとはいつも生死をかけた戦いをしているわけだが、今回の荒くれ者たちは死んでほしくなかった。それくらいに良いキャラ達だった。

2012/08/30

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