伊藤潤二恐怖博物館 9 新版 (ソノラマコミック文庫 い 64-9)
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伊藤潤二恐怖博物館 9 新版 (ソノラマコミック文庫 い 64-9) / 感想・レビュー
gachin
フランケンシュタインの怪物は「孤独を飼い馴らすことのできない人間がモンスター化する」という話だったが、村八分も減ったし村八分が死に直結しなくなった現代でもチラホラ見かける。こんな感じの「身近に潜んでいそうな恐ろしい隣人」の恐怖を描くのが凄く上手い。ちなみに、フランケンシュタインが書かれた頃は、電気生理の黎明期だったんだろうか?だとすると、本作は「生命の神秘に、単純な物理現象が侵入してくる恐怖・人間のテクノロジーの介入可能性が高まる恐怖」も描いてるんじゃないかと思う。
2020/02/01
takahide shioda
押切君シリーズと古典怪奇文学フランケンシュタインの物語。 押切君の方は、最初一体如何言う事?状態だった。並行世界なのねww フランケンシュタインは映画を複数見た事があるものの、小説の方は今だ未読な古典(まぁそれを言ってしまうと、ドラキュラとかも未読だけど)。 今の時代の感覚で考えてしまえば荒唐無稽な話だけど、この小説が書かれた時代に思いを馳せると、あり得てもおかしくない恐怖物語なんだろうなぁ。
2016/06/27
Kavi
この巻はイマイチだったわ。フランケンシュタインの話は、おさらいするのに丁度よいけど、、、どうでもいいかもな。
2014/04/30
luadagua
フランケンシュタインはアレンジされているものかと思っていたら、原作に忠実なのね。おさらいになりました。
2018/01/27
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