新書365冊 (朝日新書 6)
新書365冊 (朝日新書 6) / 感想・レビュー
mitei
著者が気に入った新書を365冊集めて、気になった書評を何冊か読めた。ケータイを持ったサルの下りは今でも腹立たしい本だったなぁ。
2010/04/08
ザフー
月に六十〜百冊新書を読み続けた宮崎氏。巻末に少しインタビューがあるが、日に二〜三冊読む秘訣は教えてくれない。連載仕事という「かせ」はその一つだと思うが、フォーマット縛りで思想地図の書直しが本書の美点。読書のパタン認識の実体化としての本の構造、章分けと四段評価にみるか。ワーストの血祭り評よりも良評の中のマイナス点の方に著者の味がある。06年発行の本書、自分も読んだもの数点。福岡伸一のデビュー作良かったよね。情況の吉本から永遠の吉本を作った橋爪大三郎は仏教のナーガールジューナ。しかし養老さんに龍樹を勧めても…
2022/06/11
すー
宮崎哲弥による新書だけを扱ったブックガイド。この書評を書いていたときは、その月に出ていた新書すべてに目を通していたとか。すごい。新書を15の分野に分類し、それぞれにBest,Better,Moreという評価付けをしています。一冊一冊の書評は短いものの、どの点をどう評価したのかが明確に書かれており好印象。幅広い分野の新書を扱っているため、普段ふれない分野においてどのようなことが問題とされているのかも把握できて面白い。初版は2006年なので、紹介されてる本も古本屋なんかで安く買えるんじゃないでしょーか。
2011/09/17
はすのこ
新書界を抽象的に俯瞰視した新書。知的マルチタレントこと宮崎哲弥の私的バイアスがかかる書評ではあるが、大変参考になる1冊。新書の今後を憂いている姿が何とも印象的です。
2016/01/12
おらひらお
2006年初版。新書好きの人間として、前から読まなければと思っていた本。ブックオフで見つけたので即購入。今回は取り上げている冊数が多いので、結構、既読書が多く安心しました。ただ、宗教・経済・法律関係はぜんぜんでしたが・・・。あと、毎月60~100冊の新書に目を通すとは恐れ入りました。僕は無理です。
2011/07/02
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