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公明党vs.創価学会 (朝日新書53)

公明党vs.創価学会 (朝日新書53)

公明党vs.創価学会 (朝日新書53)

作家
島田裕巳
出版社
朝日新聞社
発売日
2007-06-13
ISBN
9784022731531
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公明党vs.創価学会 (朝日新書53) / 感想・レビュー

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コウメ

前回読んだ島田裕巳氏の内容とほとんど同じ。違う所は後半の公明党の変化について語っている。

2019/10/23

ふろんた

公明党=創価学会というイメージしかもっていなかったが、必ずしもイコールの関係ではないことがわかる。だからと言ってvsでもなかったけど。インターネットで調べても、書いた人の主張に偏りがあり、先入観を持ってしまうので、客観的に記されている本書は良かった。ネットで調べればわかる時代でも、本を読むことの良さを認識できる良書。

2013/01/31

あらあらら

そうか、そうか。いまや、自民党にまとわりつくコバンザメも自民党の数におされて存在感薄いし、選挙に利用されてるだけじゃん。そうか。

2014/11/12

サブロウ

64年に公明党ができ、当初は戸田城聖のもと国教戒壇建設が国政進出も目的と見られていたが、筆者は地方政党から出発したこと、政党結党の目的としてそれを据えていないことから、国教戒壇が目的であったとは言えないとする。なるほど。 6・70年代の自民党内政局、80年代以降の政党乱立時代に、宗教性を薄め、中道を掲げながら、左傾化したり、(60年代後半の言論出版事件以降)右傾化したりと、党の方針はふらついていた。さらに事件以降、政教分離方針のもと公明党と創価学会は一体とはいえない緊張関係を持っていく。

2021/11/14

さえきかずひこ

地方から都市に出てきた貧しい人々が「体質としては保守でも、境遇としては反体制的」な「二重性」を持ちつつ、創価学会員(公明党支持者)となり、地方にいたままであれば自民党支持者であったとする筆者の政治学的な分析が興味深い。創価学会と公明党というふたつの組織が生みだす独特のダイナミズムが、かつての勢いを失った自民党の選挙政策に食い込んでおり、今後も一定の存在感を保っていくであろう事を確信させる一冊。社会学的なアプローチの同著『創価学会』(新潮新書)との併読がオススメ。

2009/08/04

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