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底辺への競争 格差放置社会ニッポンの末路 (朝日新書)

底辺への競争 格差放置社会ニッポンの末路 (朝日新書)

底辺への競争 格差放置社会ニッポンの末路 (朝日新書)

作家
山田昌弘
出版社
朝日新聞出版
発売日
2017-10-13
ISBN
9784022737359
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底辺への競争 格差放置社会ニッポンの末路 (朝日新書) / 感想・レビュー

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マエダ

世知辛い

2017/11/01

ゆう。

20年前に著者がパラサイトシングルと命名した世代が中流から下流へと階層移動し、格差社会が拡がっている問題意識のもとで、それがなぜ起きているのか、対策はどうすればいいのかを考察した内容です。パラサイトシングル世代とは団塊ジュニア世代であり、パラサイトすることにより生活は成り立っていたという認識自体に疑問点はあるのですが、多くの人たちが下流へと押し込まれていく現象は学ぶ点がありました。将来はベーシックインカムなどを展望していますが、総じて展望は描けていません。現象面にとらわれすぎた内容だったように思います。

2018/07/12

香菜子(かなこ・Kanako)

底辺への競争 格差放置社会ニッポンの末路。山田昌弘先生の著書。格差放置社会ニッポンの末路が明るいはずがありません。格差放置を続ければ、いつか必ず格差社会の上層にいて胡坐をかいている人たちがしっぺ返しをされて復讐される、これは世界のいろいろな国の歴史を見れば明らかなこと。それでは不幸。格差放置をしないことが全ての人の幸せにつながると思う。

2019/09/28

skunk_c

かつて「パラサイト・シングル」という言葉を世に出した家族社会学者が、現在の40代・30代の状況を分析し、その未来を予測した本。その現状分析はご自身の過去の学説に引きずられたからかやや甘めで、本当に厳しい状況の人たちに切り込めていない面も感じるが、要因も含めて概ね妥当な印象。日本人のリスク嫌いな安定志向が、現在の若者の保守化の要因という分析は首肯できる。将来に向けてはそのリスクを取り除くべきとの考えで、できれば社会保障を充実させて独居世帯でも生活可能にすべきとするが、その困難さも合わせて指摘している。

2017/10/28

ふぇるけん

かつてパラサイトシングルと言われ、親と同居しながら消費を謳歌していた世代は、その後収入は増えずに負担は増え、豊かさを実感しずらくなってきた。今までは当然のように得られてきた中流の生活もいまや得難いものとなり、逃げ切るのか下流に転落するかの二極化しているという。ちょっと希望のない話ばかりで暗い気持ちになってはきたが、多様化が進むことはネガティブなことばかりではないと思うので参考として捉えつつも、底辺層に固定しそうな世帯を救済するしくみを日本は持たなければならないなと感じる。

2018/08/28

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