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世界100年カレンダー 少子高齢化する地球でこれから起きること (朝日新書)

世界100年カレンダー 少子高齢化する地球でこれから起きること (朝日新書)

世界100年カレンダー 少子高齢化する地球でこれから起きること (朝日新書)

作家
河合雅司
出版社
朝日新聞出版
発売日
2021-09-13
ISBN
9784022951403
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世界100年カレンダー 少子高齢化する地球でこれから起きること (朝日新書) / 感想・レビュー

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Roko

産業革命以降、生活は便利になり、医療技術は進歩し、人間は長生きするようになり、人口が増え続けるという右肩上がりの経済をみんな当たり前だと思ってきました。近年、環境破壊とか少子化とかが問題になってきていますが、それとどう折り合いをつけていくかが問題なんです。自分の国さえよければとか、わたしだけがよければという時代ではないんです。地球が壊れないように、未来の人間が生き延びられるように考えることが一番大事なのに、そう思っていない人が多くて、このままでは、みんないなくなってしまう未来しか予測できないのです。

2022/04/16

ようはん

少子高齢化による将来の危機は日本だけではなく、アメリカと中国の両大国でも深刻な問題となり特に中国は一人っ子政策の影響もあり少子高齢化が急激に進行する。22世紀の到達まで世界情勢がどうなるか分かった物ではないが、避けられない人口減少社会に対応したシステムは構築しなければならない所まで切羽詰まっているのは感じる。どうすれば良いか自分が思いつく物ではないが「課題先進国」の日本がどう立ち回るかが鍵を握りそうな気はする。

2022/01/24

ta_chanko

世界人口は2050年頃までに100億人に達し、そこで頭打ちになって、やがて減少に転じる。日本・韓国・中国は今世紀中に人口が激減し、半数程度にまで縮小。東南アジアや南アジアでも出生率が低下して高齢化がすすむ。アフリカはこれから本格的に人口が増加し、経済的にも存在感を増していく。アメリカは移民の流入により人口と若さを保つ。米中対立も長期的にはアメリカが有利。SDGsも21世紀前半のトレンドかもしれない。世界が大きな転換期を迎えるのが今世紀。どんな世界になるのだろうか?

2022/01/29

ののまる

もう何度も前から言われていることだけど、人口減少による日本や世界の没落カウントダウンは始まっている。

2021/12/20

九曜紋

2020年現在の世界人口は78億人。これが2100年には110億人になるが、これをピークに人口は減少に向かう。女性の社会進出による非婚化、晩婚化、少子高齢化社会が加速するからである。サハラ砂漠以南のアフリカ諸国を除いて世界中でそうなる。衝撃的なのは一人っ子政策が失敗した中国で、現在の14億人がおよそ半減する。覇権主義に突き進む中国だが、今後社会保障費の増大に苦しみ、国力は低下せざるを得ない。著者はこの世界的人口減少を「人類滅亡」と表現するが、それよりも気候変動等により2100年まで地球は持つだろうか。

2021/09/11

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