KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

コトラーのマーケティング3.0

コトラーのマーケティング3.0

コトラーのマーケティング3.0

作家
フィリップ・コトラー
ヘルマワン・カルタジャヤ
イワン・セティアワン
恩藏直人
藤井清美
出版社
朝日新聞出版
発売日
2010-09-07
ISBN
9784023308398
amazonで購入する Kindle版を購入する

コトラーのマーケティング3.0 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

uD

産業革命による1.0は「製品中心」。 企業のニーズに焦点を当て「内から外へ」プロダクトアウト的な志向なので、近視眼的マーケティングに留意する必要性があります。 情報技術による2.0は「消費者志向」。 消費者側のニーズに焦点を当て「外から内へ」マーケットインの考えを用います。 ニューウェーブ技術による3.0は「価値主導」。消費者は機能的・感情的価値だけでなく、精神的な充足をも製品やサービスに求めていると考えます。 営利目的だけでなく社会との関わりを含む広義のソーシャルマーケティングが実施されるとの提唱も。

2019/01/20

Kent Kaseda

【評価:70点】製品中心のマーケティング1.0 (基本的欲求の喚起)、ならびに消費者中心のマーケティング2.0 (論理的な設計・販売) から、文化・環境・協働が中心のマーケティング3.0 (精神性の重視) へとシフトしているというのが、本書の趣旨である。マーケティング論というよりかは、経営理論に近い。企業理念として、環境や文化への貢献、あるいは消費者との協働といった、より高次の理念を掲げることの重要性を主張している。ダニエル・ピンクの『モチベーション3.0』とも、基本的に相似した構造を有する。

2018/04/14

犬こ

1.0は製品重視、2.0は消費者重視、3.0は価値の重視に加え口コミが主となり、それには企業社会寄与も消費者の評価につながるなかなか難しいフェーズφ(..)

2014/12/01

手押し戦車

ブランドが成立したら消費者の物になる言い換えると同じ事業を出来る事、企業はブランドとミッションを一致させて行く事、消費者がブランドストーリーを創り上げてくれるからだ。消費者の感情に訴えるマーケティングに心の中にアイコンを作らせる事と同時に消費者同士のコミュニティを作り上げてしまう事。消費者参加型マーケティング、製品開発こそ今後重要なマーケティングテーマになっている。スマホも企業はネットと音楽と電話がポケットに入るとコミュニティを作り後は消費者が色々な使い方をしてるこの用なマーケティングこそ魂に訴える

2014/03/17

わわわべ

マーケティング3.0は、価値主導のマーケティングと定義される。ポイントは「協働的」「文化的」「精神的」であるか。現代は消費者との共創ができる参加の時代であり、グローバル化が進む一方で、ナショナリズムがかえって強調されるなど、パラドックスに満ちている。人々は、欲求階層が逆転し、精神を感化させる経験やビジネスモデル、クリエイティブ活動を求める。賢い消費者には欺瞞は通用しない。企業は優れたミッションを持ち、社員にもインテグリティを持って接することで、真実のストーリーを通じたマーケティングを行わなければならない。

2017/08/27

感想・レビューをもっと見る