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銀河鉄道の夜―最終形・初期形〈ブルカニロ博士篇〉 (ますむら版宮沢賢治童話集)

銀河鉄道の夜―最終形・初期形〈ブルカニロ博士篇〉 (ますむら版宮沢賢治童話集)

銀河鉄道の夜―最終形・初期形〈ブルカニロ博士篇〉 (ますむら版宮沢賢治童話集)

作家
ますむら・ひろし
宮沢賢治
出版社
偕成社
発売日
2001-07-01
ISBN
9784030148307
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銀河鉄道の夜―最終形・初期形〈ブルカニロ博士篇〉 (ますむら版宮沢賢治童話集) / 感想・レビュー

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スカラベ

「ますむらひろし宮沢賢治の世界を語る」というカルチャースクールで講義を聞いた際に購入。講義では、漫画という形でのビジュアル化にあたり、彼の賢治のこの作品に対する執念とも思える情熱がひしひしと伝わって来た。本作は、最終形と初期形の2つを比較しながら読むことができる。一般に流布している最終形よりは、ブルカニロ博士が登場する初期形の方が直截的でメッセージがわかりやすい。最終形でそれを隠そうとした賢治の意図はどこにあるのか。読むたびに謎が深まる名作が、擬人化した猫として置き換えられ見事に幻想的かつ深遠に描かれる。

2016/09/14

ジンジャー(C17H26O4)

ふとこのお話の世界観に浸りたくなる。今回はますむら氏のこの漫画から世界に入る。登場人物が全て猫に置き換わっているのに、原作の雰囲気が全く損なわれていないどころかむしろイメージを補完しているように感じる。最終形と初期形が入っているが初期形の絵がより印象的。金剛石をばら撒いた風の、空の野原をしらしらと流れる天の川。燐光の三角標。水素よりももっとすきとおっている銀河の水。石炭袋。ブルカニロ博士がジョバンニに見せた世界。独特の雰囲気の絵を見つつ読みつつ、ジョバンニの悲しみや本当の幸せについて思いをめぐらせる。

2018/10/03

アマニョッキ

「ではみなさんはそういうふうに川だと言われたり乳の流れたあとだと言われたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか」数ある文学作品の中でも群を抜いて好きな冒頭。最終形と初期形(ブルカニロ博士篇)はどちらにも違う良さがあってどちらも本当に素晴らしい。でもわたしは推敲に推敲を重ねてこの冒頭を紡ぎ出してくれた宮沢賢治さんに心から感謝したいと思います。ますむらひろしさんの漫画の猫は映画で見ていたジョバンニとカムパネルラよりもっと猫でした。

2020/03/31

おおにし

マンガは今まで読メに登録してこなかったが、今後は図書館にある漫画本は読んだら登録していくことにする。ますむらひろしの「アタゴオル物語」は雑誌連載されている時に読んだが、猫だらけの絵があまり好きではなかった。しかし「銀河鉄道の夜」を読んでみて、猫で描く宮沢賢治の世界にすっかり引き込まれた。初期形[ブロカニロ博士編]は原作を読んだことはなかったが、初期形の方が物語はわかりやすいと思う。賢治はどうしてここで止めずにより難解な「最終形」へ書きかえてしまったのだろうか。

2017/03/19

陽@ はや2帰還が楽しみ!

「ぼくはおつかさんが、ほんたうに幸ひになるなら、どんなことでもする。けれどもいつたいどんなことが、おつかさんのいちばんの幸ひなんだらう。」

2015/03/24

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