おほしさまかいて!
おほしさまかいて! / 感想・レビュー
やすらぎ🍀
絵本を手にして笑顔になっている子どもたちや私たちを、エリック=カールは今もどこか遠くの星で見つめながら描き続けているんだろう。心をこめて花をかいてとちょうちょはいった。赤や黄、青や紫の花を描いた。花はいった。雲をかいてほしいのよ。雨がやみ虹がかかった。葉を広げる草木に鳥たちが集まりお話をはじめる。ものがたりっていろんなものを描いてひとつに集まると素敵な絵本として生まれるんだよ。星は夜空をどこまでも流れゆく。太陽や月が輝き終えるまでは鮮やかな色彩で照らしてくれるだろう。おほしさまかいて!おつきさまもかいて!
2023/01/28
keroppi
図書館で見つけたエリック・カールの絵本。絵描きが描いたお星さまから、どんどん繋がって、世界が出来ていく。絵描きの絵筆は天地創造。描いた世界の中を旅する絵描きは、エリック・カール自身なのだろう。
2022/10/11
パフちゃん@かのん変更
お話会の絵本。「おほしさまかいて」絵描きは言われるままに星を描く。「おひさまをかいて」星にいわれてお日様を描く。木、人間、家、犬・・・そうやって世界はどんどん広がり、絵描きは年を取っていく。最後にまた絵描きは星を描き。その星につかまって夜空を旅する。短い話の中に深い内容を秘めている。そして、普通より少しゴージャスな星の書き方も教えてくれる。
2015/06/21
のぶのぶ
エリック・カールの絵本は、大好きだなあ。星の描き方が違うのが面白い。よりキラキラした星が描けそうなので、真似してみたい。カラフルなエリック氏の絵が素敵です。
2019/02/03
ヒラP@ehon.gohon
お星さまを描いたら、お日さまが描きたくなりました。 お日さまを描いたら、木を描きたくなりました。 まるで、描いた絵から催促されているように。 登場絵描きは、エリック=カール自身でしょう。 想像力のままに広がっていく世界が素敵です。 最後にまた星が出てくるけれど、五つの角を持つ星形とは違う 八つの角がある星形。 おばあさんに教わった星の書き方だそうですが、深い意味のありそうな、カールさん自身の世界ですね。 絵を見ていて楽しくなる絵本です。
2016/06/21
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