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プレッツェルのはじまり

プレッツェルのはじまり

プレッツェルのはじまり

作家
エリック・カール
アーサー・ビナード
出版社
偕成社
発売日
2013-02-05
ISBN
9784033482606
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ジャンル

プレッツェルのはじまり / 感想・レビュー

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美紀ちゃん

ロールパンを王様に献上している腕のいいパン屋のウォルターさん。牛乳が無くて違う味のパンに怒った王様。「あさひが3つさしてくるパンをつくるよう」に言われ、悪戦苦闘の末にできたパン。あとがきによると、ヨーロッパで人々が祈る時に両腕を胸の前でくみ右手を左の肩に左手を右の肩にかける姿をパンでかたどったものがプレッツェルと。エリック・カールさんはドイツのおばあちゃんから聞いた話をアレンジしてこの絵本に。実際におじさんはパン作りの名人でちょくちょくおじゃましていたらしい。パンのいい香りがする。気がする。🥨

2021/07/25

♪みどりpiyopiyo♪

むかしむかし、いえのやねが みんな とんがっている まちが ありました。■エリック・カールさんの昔話絵本です。「お屋根がとんがっている街」って紹介が素敵♪ 切り絵の街も 窯も お日さまも パンも素朴に輝いて素敵♡ ■そっか、プレッツェルが出来た頃には、パイもクッキーもロールパンも もうあったのね! …って思ったら、あとがきに「昔話を ぼくがちょっとアレンジ」したと 笑。■コック姿のカールさんにも会えて、嬉し楽しいおとぎ話でした ( ' ᵕ ' ) (1972年。アーサー・ビナード訳、2013年)

2017/06/12

リコリス

こうばしくもほんのりあまーい温かな香りに包まれて鼻腔をくすぐられながら読んでしまった(笑)エリックカールがおばあちゃんから聞いた昔話をアレンジしたこのお話は登場人物の名前もパン職人のおじさんやおばあちゃんというから思い入れも深いのかも。色とりどりのページから楽しさと美味しさが伝わってくる。こんがり焼けたプレッツェル今すぐ食べたーい♬

2017/10/07

ゆうゆうpanda

絵がすてきー!と思ってぽいっと借りました。『はらぺこあおむし』のエリック・カール作でした。物語の舞台になる高い塀に囲まれた街、これが飛びきりカラフルなモン・サン=ミシェルみたいで飾っておきたくなります。さて、主人公のパン屋のウォルター。腕のいい職人ながら、こぼした牛乳の代わりに水を入れちゃうなど、ちょっとルーズでピンチに…解決したのだって偶然です。天井にペタッとしたのを王様に食べさせちゃうんだから。でも憎めない。プレッツェルの不思議な形。カール氏のイラストも実はこんな偶然から生まれた「素敵」だったりして。

2015/11/13

けんちゃん

図書館で。プレッツェルのハートをもじったような不思議な形は、3つの朝日を見る為の形。パン屋のウォルターの失敗、汚名返上に課せられた難題。偶然が偶然を呼ぶお話。巻末にはプレッツェルの語源に関する解説も載っていてなるほど、と納得。おばあさまから聞いたたくさんのお話のひとつ…とエリック=カールさん。子ども時代に情緒豊かに育まれたんだなぁ…とあらためて思いました。

2013/05/16

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