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まほろ姫とブッキラ山の大テング

まほろ姫とブッキラ山の大テング

まほろ姫とブッキラ山の大テング

作家
なかがわちひろ
出版社
偕成社
発売日
2014-11-12
ISBN
9784035309208
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まほろ姫とブッキラ山の大テング / 感想・レビュー

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のこ

タヌキに育てられたまほろ姫は、タヌキ顔負けに化けることができます。化けるためにはブッキラ山に生えているカシワの葉っぱが必要。普段はおこづかいとしてもらう葉っぱ、もっと欲しい!そう思ったまほろ姫は、タヌキの茶々丸と一緒に、ブッキラ山に登ることにしました。■ゆるゆると進むまほろ姫と茶々丸の冒険譚。イラストと相まって可愛らしく、安心して読めます。肝のすわったまほろ姫がとてもかっこいい。「ぼくがお兄ちゃんだもん!」な茶々丸もかわいいです。登場人物も個性豊か。続編もあるといいな〜。

2014/12/23

遠い日

シリーズ2巻目の『まほろ姫とにじ色の水晶玉』からこちらへ。まほろ姫と茶々丸が、ブッキラ山の大テングの弟子として修行するようになった経緯が、やっとわかった。この大テング、尊大な態度で居丈高な割にはとってもいいやつ。まほろ姫と茶々丸の、大胆で危険な冒険もおもしろいし、そこから派生した物語のうねりもみごと。クダギツネのかぐやとの出会いも、とってもすてきだった。やっぱり、シリーズが続いて欲しいなぁ。

2018/02/08

イカまりこ

表紙がかわいくて目に止まった。タヌキの乳母に育てられたまほろ姫は、タヌキのように化けることができる。でも化けるにはテングがくれる葉っぱが必要で…その葉っぱをこっそり取りにタヌキの茶々丸と冒険するお話。昔話がいろいろ盛り込まれて新しい一つのお話になったよう。知識を溜め込むと鼻が伸び、人に分けると鼻が縮むって設定が面白い。他人を寄せ付けないテングが楽しそうにご飯食べてるのは、まほろ姫たちのおかげだな。自分は物知りだってテングになってないで、常に新しいことに興味持つってことだもんね。ほっこりするお話だった。

2023/12/18

HNYYS

図書館本。知識を独り占めするのではなく、共有する楽しさを大テング様も理解していただけたようで良かったです。

2020/04/25

けいねこ

まっすぐな優しさに勝てるものはない、というお話でした。登場人物にそれぞれ味があって、楽しめました。

2015/02/22

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