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不思議を売る男

不思議を売る男

不思議を売る男

作家
ジェラルディン マコーリアン
佐竹美保
Geraldine McCaughrean
金原瑞人
出版社
偕成社
発売日
1998-06-01
ISBN
9784035404200
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不思議を売る男 / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

佐竹美保さんが挿絵を書いているので読みました。 物語の不思議さが,挿絵で印象を豊富にしてくれるので楽しく読み進むことができました。 どんな仕事でも,その仕事を楽しくする方法があるのだということを知りました。

2010/12/20

Rosemary*

エイルサが図書館で出会った本の国から来たという謎の男、MMC。ひょんなことからエイルサの家の古道具店で働くことに。言葉の魔術師の如く巧みな話術でお客様に骨董の由来を紡ぎだし財布の紐を緩めさせる。そんな骨董にまつわるウイットに富んだ珠玉の短編が11編。それらが最後に上手くまとまりラストの仕掛けに繋がります。佐竹美保さんの挿絵も素晴らしいです。

2014/06/13

あたびー

潰れそうな骨董店を営む未亡人のママの元にエイルサが連れてきたのは、図書館で出会った不思議な男MCC。年齢不詳の彼は給料はいらないと言ってママの店で働き始めるけど、寝転んで本を読んでいるだけ。でも商品に興味のありそうなお客が現れると、俄然それにまつわる不思議な物語を始めてお客を夢中にさせてしまうのです!結末にはちょっと驚いたし物悲しい。でもきっと…と思える余地が残されています。

2023/11/09

nanasi

読了。記録忘れ。

2014/09/01

hamham

謎の男の話とその男が語る11の物語の二重構造の本。物語りの面白さと謎に引っ張られて後一話、後一話と読み終ってしまった。一番すきなのは「テーブル<大食漢の話>」かな。詩の話で「牛肉は戦場さながらに血をしたたらせ 豚肉は雪の白さを黄金の皮でつつむ」「油で光るあばら肉とカツレツは濃いソースにたっぷりひたし 子牛のスライスと小ガモは串刺し 一皿終わればまた一皿 無限に続く 喜びの食卓」とグロテスクな食卓なのだけれど、不思議と食欲をそそるのです…。日焼けしてない肌、分厚いめがね、自由に動かない脚。不思議を売る男。

2014/09/30

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