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杜子春・くもの糸 (偕成社文庫3065)

杜子春・くもの糸 (偕成社文庫3065)

杜子春・くもの糸 (偕成社文庫3065)

作家
芥川龍之介
出版社
偕成社
発売日
1978-04-01
ISBN
9784036506507
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杜子春・くもの糸 (偕成社文庫3065) / 感想・レビュー

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たんぽぽ

小学校図書室にある本。杜子春、蜘蛛の糸、トロッコは子供の頃、読んで忘れがたいので、今の子達も出会ってほしいが、なかなか借りていかれない。工夫しないと(^^ゞ。杜子春は今読んでも泣けるし、トロッコの子供の心理描写も見事。自分のいつもの行動範囲を越えた時の解放感とそれだけでないソワソワ不安な気持ち・・・。自意識をこじらせはじめる年頃になったら、鼻、芋粥も。蜜柑も色彩的にも記憶に残り味わい深い。高い教養がかくされた無駄のない文章の中で、天才が人間の細かい心情を描き出してくれていて、なぜか救われる気持ちになる。

2018/11/30

ソルティ

小学校4年生くらいで読みました。杜子春はあんまり覚えていませんが、蜘蛛の糸は衝撃でしたね。地獄に落ちたカンダタ(?)が極楽に繋がる蜘蛛の糸を登っていて、ほかのやつが登ってきたら登るなと言ったところ糸が切れてまた地獄へ逆戻り、と現代でもよく使われるモチーフですが自分だけ良ければいいと思っちゃいけない、というところは語り継がれるべきものだな、と思います。

kozakura

息子がおそらく中1の時に、国語の副読本で使った本。息子による書き込み(先生が授業でおっしゃった内容)があって、本棚整理のために読んだのですが、捨てがたい本です。 「トロッコ」と「みかん」が好きでした。 どちらも短い現代もので、ささやかな話ながら風景描写がみごとな短編。そこに浮かびあがる心理描写も。 「魔術」も摩訶不思議な内容で面白かった。

2012/09/30

日中気絶

小学生の時夢中で読んだ作品。 蜘蛛の糸は夢ですが未だに蜘蛛一匹助けたことで彼が助ける契機をもらったことに疑念を抱いてしまいますw

わくわくさん

種/文庫本(ひとまわり大きい)、出/偕成社、価/600、発/1978.4.21、サ/19×13、状/縦長左横開、文/横書き漢字ルビあり、対/小学校高学年~、季/春先(春の夕暮、桃の花)/頁/232P、テ/人間模様・幸せとは、内/芥川龍之介二作品。紙芝居の置き本として△(絵本が無ければ)

2018/04/22

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