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ジャングル・ブック―オオカミ少年モウグリの物語〈第2部〉 (偕成社文庫)

ジャングル・ブック―オオカミ少年モウグリの物語〈第2部〉 (偕成社文庫)

ジャングル・ブック―オオカミ少年モウグリの物語〈第2部〉 (偕成社文庫)

作家
ジョセフ・ラドヤード・キップリング
Joseph Rudyard Kipling
金原瑞人
出版社
偕成社
発売日
1990-08-25
ISBN
9784036517404
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ジャングル・ブック―オオカミ少年モウグリの物語〈第2部〉 (偕成社文庫) / 感想・レビュー

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tom

「墓場の少年」の著者が子どものころ熱中したと書いてあったので読むことにした本。1巻の始まりを読んだときには、ちょっとおバカかと思っていたのだけど、しだいしだいに面白くなっていく。子ども向けの本だからシンプル、でもけっこう波乱万丈、ドールという赤犬の群れとの闘いのシーンは迫力満点。子ども向けとあなどってはならない面白さ。私の子どもたちに読み聞かせたら、喜んでくれたかもと思いながら読了。なかなか元気が出る感じで楽しんだのでした。

2024/01/10

ゆうづつ

すっかりジャングルの頭になったモウグリにも、人間に戻らなければならない時がやってきました。やはり人の子は人として生きなければならないんですね。モウグリが仲間たちの元から去ってしまうのは残念ですが、番外編を読んで少しほっとしました。それと、解説にあるキップリングの作者まえがきがユニークで気に入りました。本を書くにあたって、協力してもらった専門家の方々への感謝が書かれているのですが、それが解説によると全て動物らしいのです。たしかに、ジャングルの専門家は動物たちですからね。

2013/06/09

刳森伸一

ジャングルに生きる動物たちの世界がどこかインディアン(ネイティブ・アメリカン)的だとか、植民地支配時代のイギリス人の価値観がややうざいとか、まあそんなのは些細なことで、基本的に面白い物語だし、それで十分のように思えた。

2016/08/21

ヴェルナーの日記

偕成社版第2部には、『ラク(ジャングル)にて』という、モーグリのその後が描かれた話が挿入されている。この物語は、早く書かれたため、通常版と比べると、多少の矛盾点がある。たぶん著者が、ジャングルブックを執筆していく中で路線変更がなされたと推測する。しかし、物語としては面白いので、問題にならない。ジャングルブックの世界観は、読者に驚くほど現実感の抱かせる。それはモデルになるジャングルが、実在するインドのワインガンガ河岸であったり、ジャングルにおける社会構成が、社会学に忠実に再現されているからだと思う。

2014/02/18

姫ママ=^・ω・^=

娘読了本

2020/07/22

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