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月の森に、カミよ眠れ (偕成社の創作文学)

月の森に、カミよ眠れ (偕成社の創作文学)

月の森に、カミよ眠れ (偕成社の創作文学)

作家
上橋菜穂子
金成 泰三
出版社
偕成社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784037208103
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月の森に、カミよ眠れ (偕成社の創作文学) / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

漫画家の諸星大二郎さんは1977年発刊『暗黒神話』で「神とは古代ではありがたいものではなかったのじゃ!たたりをなし破壊と死をもたらす恐ろしいものじゃった」と武内老人に語らせている。月の森のカミ(大蛇)とホウズキヒメの子・タヤタ。ムラの長の巫女として人とカミとの絆〈カミンマ〉となり、タヤタの妻となることを定められたキシメ。やはり山のカミを父とするナガタチ。大和朝廷の支配下に置かれ、生き延びるために〈掟〉を破り〈絆〉を断つ‐カミを倒そうとするムラの人々とカミとの狭間で、自らを真正面から見つめ直す三人の若者→

2014/01/11

T. みぃた

〈人は、人のことしか思いやれない。絆が切れてしまえば、もう、山の命を思いやる者があらわれることはないだろう。〉国家権力に翻弄される民草の苦しみは現代も変わらず!ナガタチがキシメとタヤタに出会い、自分自身を見つめていく過程が興味深い。

2014/10/13

のりりん

初版本を図書館でGET。切ない話でした。ヒトの生き方は時代とともに変わっていくもの。自然と人間との調和がテーマの作品でした。タヤタがキシメの腕の中で死にゆくシーンで、泣かされた。この二人には幸せになって欲しかったな。

2014/09/27

まろ

キシメと共に、カミと人の掟の意味を知った。自然への畏怖が薄れていくにつれて、人間は傲慢になり、自然破壊へと歩みを進めてしまう。ファンタジーを通して人間の自分勝手さを分かりやすく描いた作品だと思った。

2014/02/02

moe

上橋さんの文化人類学者としての知識や経験のせいでしょうか、単なる空想ファンタジーではない厚みを感じます。九州に伝わるほんの数行の伝説をもとに大きな世界を作り出す力量はさすがです。でもなかなか今の子どもたちが読みくだすのは難しいかもしれません。

2011/01/27

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