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りかさん

りかさん

りかさん

作家
梨木香歩
出版社
偕成社
発売日
1999-12-01
ISBN
9784037444204
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りかさん / 感想・レビュー

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mocha

ひなまつり本として再読。りかさんは気立ての良い市松人形。ようこはりかさんと暮らし始めてから、他の人形の思いを感じ取れるようになる。(人形以外のものも)ざわめくお雛様の人間(?)関係や、青い目の人形に秘められた悲しい歴史。人形は、人の思いを宿す〈ひとがた〉であればこそ、怖さも感じるし魅きつけられもする。児童向けファンタジーという体裁だけれど、これを読みこなせる子は少ないかも。

文庫フリーク@灯れ松明の火

「ひな祭りに欲しいものはあるかい?」おばあちゃんに聞かれて、ようこが欲しがったのはリカちゃん人形。けれどプレゼントの箱に入っていたのは、漆黒の髪のおかっぱ頭、総ちりめんの振り袖を着た市松人形の「りか」ちゃん。がっかりしながらも、おばあちゃんの説明書に従い、りかちゃんと過ごして7日目。ようこに話し掛けてきたりかちゃん。自分より年上と感じ取り、本人?希望で「りかさん」と呼び方変えるようこ。おばあちゃんが魔女でりかさんは使い魔?それとも付喪神(つくもがみ)?と思ったのですが、りかさんは命を宿した人形でした→続く

2012/09/07

夜間飛行

人形は森の落葉が水気を吸うみたいに人の余分な感情を吸い取ってくれる…というおばあちゃんの言葉が忘れられない。いっしょに朝ごはんを食べたり、同じ布団に寝たり。人形と絆ができると話さえできるようになるのだ。市松人形のりかさんと暮らしながら、ようこは、雛人形や様々な人形の声を聞く。姉様人形、木人形、官女、内裏雛、ビスクドール。人の意識から消えていく思いを反芻し続ける人形は、きっと声にならない声を発しているのだろう。アビゲイル…人の愛に包まれて生まれ、苦しみや悲しみを背負っていく人形。涙なしには読めない話だった。

2017/03/01

あーさん★まおりゅうにハマってるよ!(≧▽≦)

市松人形、雛人形の取り扱い説明書(¯―¯٥) 我が家に市松人形らしい物が二体(¯―¯٥)

2019/09/16

美登利

梨木さんにはまってようやく手元に来ました。これは女性でないと理解しにくいお話だと思います。だからこそ女の子には圧倒的にこの世界に入り込めると思います。お人形、特に日本人形って少し怖いイメージありますが(お雛様も)おばあちゃんがこの物語のように孫をただ可愛がるだけでなく、諭したり昔話をしてあげられたら印象も変わるのではないでしょうか。私はビスクドールも苦手でしたがこの本を読んで夢中になって集めてる知り合いの気持ちも少し理解できたかも。戦争の話もあり、やはり児童書としてもかなり優れた作品だと感じました。

2014/06/04

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