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柿の木

柿の木

柿の木

作家
宮崎学
出版社
偕成社
発売日
2006-10-01
ISBN
9784037451103
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柿の木 / 感想・レビュー

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KAZOO

長野県の伊那谷に樹齢80年以上の柿の木がありそれを時間をかけてじっくりと撮影した写真集です。すべての季節に同じアングルから移されていて眺めているだけで、凛とした気持ちにさせてくれまたがんばらなくてはという気持ちにさせてくれる写真集です。樹形も非常にいいですね。味があります。

2016/08/28

kinkin

長野県の寒村にある樹齢80年ほどの柿の木。特別な木でもなく普通の柿の木を四季を通して観察したエッセイと写真。冬から春、夏、秋、柿の木の姿を美しく捉えると同時に、木にまつわる人や暮らしの話が沁みる。特に40年代後半からはゴルフブームの始まりと同時に大きな柿の木は多くが伐採されたという。ゴルフクラブのヘッドの材として。四季を生き抜いた木がゴルクラブになったときその悲しみはどんなものだったろう・・・図書館本。

2016/02/16

遠い日

長野県は伊那谷の柿の木に魅せられた宮崎さんの2年間の記録。決してそれは郷愁ではなく、現代のわたしたちが忘れてしまったものへの提言だ。季節を追い、その折々に魅せる樹形の美しさ、不思議さ。持ち主はいるものの無人となった家屋のそばでじっと立ち続ける柿の木に、厳かな意思さえ見えるようだ。かつてはどこにも植えられていた柿の木が、切られていった時代の背景、社会の変動。麓の町を見下ろす柿の木にも、世知辛い世間の風が吹いていることに寂しさを感じる。

2015/03/25

ヒラP@ehon.gohon

長野県伊那谷の寒村にポツンと残された一本の柿の木を、宮崎学さんは同じアングルで写真を撮り続けます。 昼となく夜となく、春も夏も秋も冬も。 小高い山から見下ろす人里が背景に見えています。 時折動物たちが現れます。 そして、柿が実り、少し収穫され、たくさんの実が残されます。 東金幸枝さんの誕生を祝って植えられた苗木は、東金さんの人生と成長をともにしたものだから、人が去っても愛着を持ってそのままでいるのです。 一本の柿の木が奏でる詩情は、とても奥深いものでした。

2015/12/15

みわ

美しい写真と詩で、丘の上の柿の木の1年を描く。昔の農村にはどこにでもあった見事な柿の木。人々の生活に密着していた柿の木は、今では貴重な存在になってしまった。 たわわに実った柿の実。私の産まれた時代、地域には、すでにこんな立派な柿の木はなかったなあ。さみしいなあ。

2018/11/23

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