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シロガラス1 パワー・ストーン

シロガラス1 パワー・ストーン

シロガラス1 パワー・ストーン

作家
佐藤多佳子
出版社
偕成社
発売日
2014-09-25
ISBN
9784037502102
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シロガラス1 パワー・ストーン / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

鼎談集『三人寄れば物語のことを』で俄然興味抱いた佐藤多佳子さん初のファンタジー。普通なら一対の狛犬おわす神社に、神の使い「神使」たる烏(カラス)の石像一対。けれどいつの間にか一羽消えてしまった白烏(シロガラス)神社。神域たる神社世界にするする入り込めるのは、成田美名子さん『Natural』青森バスケ合宿・IN榊原西門家のお蔭(笑)千里の古武術も、夢枕獏さんでエグい闘い読んでいるためか、VS礼生含め今後の闘いぶりが楽しみ。稲妻轟く雷雨の中、神様が訪れる場所・磐座たる星明石(ほしあかりのいし)に触れ、→

2015/03/25

mocha

なになに!この終わり方!続きが気になってしょうがない。白烏神社の例大祭に奉納する子ども神楽のためにかき集められた、5年生の少年少女。いじめとか紆余曲折ありつつも、冒険に向けてパーティ結成するまで、という第一巻。これからの展開が楽しみだ。

2015/11/18

ひめありす@灯れ松明の火

「三人寄れば物語のことを」の三姉妹の鼎談からずっと読みたいなあと思っていてやっと読めました。田舎の小学五年生六人組の、それぞれに矢印のベクトルがばらばらで始まる物語。子供だからって無条件に誰もが仲良くなる訳でも一致団結する訳でもない。だからこそこの物語がどんな方向を向くのか興味深い。千里ちゃんの口がちょっと悪すぎるだろう、とか美音の何となく軽んじられている空気を分ると思ったり、星司とスートの関係を微笑ましく思ったり、有沙や礼生のコナマイキさをよしよしと諫めたりと忙しくも懐かしく、楽しい気持ちで読みました。

2016/03/12

ちはや@灯れ松明の火

好き嫌いだけで通用するほど子ども社会は甘くない。星の神と白いカラスに捧げる神楽舞、いとこと親友のナイストリオに新規メンバー三名加入、同級生でも仲良くできる保障はない。他と違えば叩かれるのは人も獣も同じ、傷を負わされた白いカラス、仲間外れが生んだ理系の絆。面白くなければ面白くすればいい、腕だけは認めあう宿敵同士、白いはばたきに集まる六つの視線。好きじゃないけど、嫌なヤツだけど、同じ目的があるのなら。雷が鳴る、空が青く光る、石が呼ぶ。好き嫌いなんて言ってられなくなるかもしれない、小学五年生、六人、十月の雨。

2015/02/13

ゆみねこ

上橋先生・荻原先生と佐藤先生の鼎談から、こちらのシリーズへ。白烏神社の子供神楽をやることになった小学5年生の6人。物語は巻末で大きく動いた!続きが楽しみなので2へ。

2015/04/21

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