ちからもちのおかね (女の子の昔話えほん)
ちからもちのおかね (女の子の昔話えほん) / 感想・レビュー
わむう
高知県の昔話とのこと。3歳の時から、力持ちのおかね。牛をひょいと持ち上げたのを見て殿様から天下御免と言われます。大人になって猟師になると腕前は百発百二十中。そして村人をおびやかす天狗や化け物を退治します。LGBTの絵本としていいかも。
2022/03/17
ヒラP@ehon.gohon
女の子の昔話えほんの1冊です。 あまり知られていない昔話として、取り上げられたおかねのオリジナリティに圧倒されました。 力持ちで、腕のいい猟師のおかねは、力比べでも、猟の腕前でも大活躍です。 武勇伝は他にも逸話がありそうなので、掘り起こしてみたい作品です。 結婚して、子を授かったおかねですが、おかねの子どもならば、きっと母親以上の活躍をするのではないかと、そんな想像も楽しめました。
2022/04/15
ヒラP@ehon.gohon
C事業所で読み聞かせしました。
2022/04/04
おはなし会 芽ぶっく
おかねは、お金ではなく女の子の名前でした(;^_^A 高知県幡多地方に伝わるおはなし。幼少の頃から力持ちのおかねちゃんは、大人になるとその姿を見ただけで相手をやっつけてしまうほど…。「むかしまっこう さるまっこう」は、高知県でよく聞くおはなしの終い言葉。
2022/04/08
spatz
著者はすごい小説を書く方なので、その方の書かれた絵本、そして再話、に興味をもった。徳島県に生まれ高知県で育つ、とあり、まさに故郷と言えるところの伝承を再構築したのかと思いました。解説によると、力持ちの女性の話は日本中に残っているが、中でも高知県西部、幡多(はた)地方の岩井谷で岩井のおかね、と呼ばれた話が秀逸なので取り上げたとか。平安・鎌倉時代の説話集にもとりあげられ、江戸の浮世絵にも描かれているそう。 https://www.netgalley.jp/book/244312/review/697890
2021/12/21
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