ねことじいちゃん(6) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
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「ねことじいちゃん(6) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)」のおすすめレビュー
妻に先立たれたおじいさん×シニア猫ののんびりライフ。なにげない毎日が愛おしくなる猫コミックエッセイ『ねことじいちゃん』
『ねことじいちゃん』(ねこまき(ミューズワーク)/KADOKAWA)
ほのぼのとした空気感に癒される猫コミックエッセイは数多くあるが、その中でも作品から漂うほんわかさに心がほころぶのが、『ねことじいちゃん』(ねこまき(ミューズワーク)/KADOKAWA)。
本作の主人公は、妻に先立たれたおじいさんと猫のタマ。自由気ままなタマに振り回されながら人生を謳歌する日常が愛おしい。
75歳の大吉じいさんは、元小学校の先生。猫と高齢者が多い島で暮らしており、島民からは「先生」と呼ばれて、親しまれている。一方、もうひとりの主人公である猫のタマも10歳とシニア。ふたりは巡りゆく季節の中で、さまざまな楽しみを見つけつつ、のんびり老いていく。
作者ねこまき(ミューズワーク)氏は、ふたりのほのぼのした日常を豊かな色彩と温かみのあるイラストで表現。そのイラストから読者は日本が誇る四季の美しさを再確認し、作中に登場するおいしそうな料理の香りを感じ取りもすることだろう。
大吉じいさんは、タマのしもべだ。タマの機嫌に振り回されながら、愛猫に尽くす。
季節のイベントも、タマ…
2023/11/9
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ねことじいちゃん(6) (メディアファクトリーのコミックエッセイ) / 感想・レビュー
えちぜんや よーた
初版発行日は2020年1月31日。これから「ねことじいちゃん」が住む島もアフターコロナもしくはポストコロナ的な世界になっていくのか心配。
2020/08/06
mocha
フルカラーで読めたのが何よりうれしい。四季折々の扉絵のなんとかわいらしいこと!相変わらずのんびりまったりな島の暮らしは、読んでる方も心がほぐれる。老後の夢だなあ。
2020/02/22
ちいこ
書店で1日早く出ていたので購入。フルカラーで嬉しい。ほっこりさせてもらいました。
2020/01/31
瑪瑙(サードニックス)
柱時計、うちの実家にもありました。懐かしい。大吉さんの柱時計への想いが良いなあと思いました。東京にまで出かけて修理にだす場面の店主とのやり取りも好きです。若先生が看取りばかりで海を眺めている姿に先日読んだ在宅医療の本を思い出した。いい先生ですね。大吉さん始め島の人たちは親切で良いですね。ほのぼのします。
2022/01/30
どあら
図書館で借りて読了。表紙の柱時計みたいなのが実家にもあって、私の背が伸びて手が届くようになったらネジ巻きをさせてもらえるようになったことを思い出しました。毎回、佐久島?日間賀島?三河弁?名古屋弁?を、想像しながら読んでいます
2020/11/18
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