短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇
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『日出処の天子』全巻増刷記念!「歴史が自分を駆け抜けていく」 ■対談 川上未映子×穂村弘
『日出処の天子』対談 川上未映子×穂村 弘
NHK『あさイチ』で、川上未映子さんが「私の人生を変えた本。歴史が自分の中を駆け抜けていきます」と激賞してくださった、山岸凉子さんの『日出処の天子』。放送後、注文が相次ぎ、なんと全巻増刷になりました。そこでお求めくださった方に感謝の気持ちをこめて、12月号「山岸凉子特集」に掲載した『日出処の天子』対談を全文公開いたします。川上未映子さん、穂村弘さんが分析する『日出処の天子』の魅力、ご堪能ください。
かわかみ・みえこ●1976年、大阪府生まれ。2007年、『わたくし率 イン 歯―、または世界』でデビュー。『乳と卵』で芥川賞、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞など受賞多数。17年には『早稲田文学増刊 女性号』責任編集を務めた。
ほむら・ひろし●1962年、北海道生まれ。90年、歌集『シンジケート』でデビュー。『短歌の友人』で伊藤整文学賞、「楽しい一日」で短歌研究賞、『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、『水中翼船炎上中』で若山牧水賞受賞。エッセイに『もしもし、運命…
2019/12/12
全文を読む穂村弘『短歌ください』新刊発売!10周年記念イベントを4月に開催決定
歌人・穂村弘さんの『ダ・ヴィンチ』連載、「短歌ください」をまとめた『短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇』が3月28日(木)に発売された。
「短歌ください」は、読者がお題に沿って短歌を投稿して、そこから穂村さんが選び、講評するというコーナー。
短歌を作っている、あるいは作ろうと思っている人は実践的な短歌入門として、穂村さんのエッセイのファンは、言葉のワンダーをめぐる読み物としても楽しめる。しかも単行本版は30回分が収録された大ボリューム。ファン必携といえるだろう。
この連載は、現在なんと10年目。新刊発売と10周年を記念して、4月21日(日)にイベントの開催が決定した。穂村さんと、同連載の投稿者であり、現在歌人として活躍する4名のトークショーだ。先着50名なので、ぜひ早めにチェックを!
■『短歌ください』新刊発売&連載10周年記念 穂村弘さんトークショー
ゲスト:木下龍也さん、陣崎草子さん、鈴木晴香さん、鈴木美紀子さん
日時: 2019年4月21日(日) 15:00開始(14:45開場) 場所: 紀伊國屋書店新宿本店9階 イベントスペース 参加方法…
2019/3/28
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短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇 / 感想・レビュー
美登利
うまいなぁ。とっても良いなぁ。投稿者は常連さんもいるようです。やはりここから巣立ってプロ歌人になった方もいらっしゃるとあとがきで知り、人気になっているんだと分かりました。高校生くらいの感性が一番瑞々しくて良いのだろうけれど、私と同じ年代の方々もすごく頑張ってるな。どちらもハッとしてグッとくる(古すぎ)短歌がありました。性に関するテーマもなかなか斬新で面白かったです。色んな思いがあるものですね。
2019/04/22
ま
短歌詠める人に憧れています。ないしは気に入った短歌を口ずさむ生活に憧れています。世界の切り取り方が面白い。表題作は占いに対するアンチテーゼだったと知り痛快な思いがする。個人的に一番好きな歌は「きみはあの頃だけぼくの妻だった夕暮れ砂のご飯よそって」
2023/02/17
江藤 はるは
短歌づくりをはじめてみる。世界ってこんなにも狂っていて、輝いていたんだ!
2020/01/13
ぽてち
ぎょっとして、おろおろして、どきっとした。どれもかわいい歌でした。お気に入りは「クエスチョンマークは何色のペンで書けばいいのでしょうか、先生。」です。あと、一般投稿で木下龍也氏発見して嬉しい。
2020/03/29
Twakiz
ことばとリズムのちから.自分にはとても思いつかない場面や状況や感情や風景の切り取り方.いやーこれみんな読者の投稿作品なんですね・・?とてもまねできないレベルの作品+穂村先生のコメントがまたいい味をだしている.自分の感想コメントの陳腐なことこのうえなし・・・・ここで一句, 「いい本だ!書評にしたらちがう本」お粗末でした..
2019/10/21
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